#17 身近になるか「見える化」 | 森を創る民のささやき
「森を創る民のささやき」ブログでの第17号の記事(2008年5月2日)です。
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#17 身近になるか「見える化」
Co2は、当然目に見えませんので、
自分の生活から、どのくらいCo2を排出したのか、
現在、これを知るためには、
使用した電力やガスの量から、計算によってCo2を算出するのが一般的です。
これを、いわゆる「見える化」といいます。
計算しようとする意思がないと、
継続的に把握するのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
1週間前のニュースですが、
電気やガスの請求書に使用したCo2の量を明記する制度が、
国会で決まりそうとのことです。
これが実現すると、お手軽で一目でわかるようになり、
Co2の「見える化」が身近なものになります。
もっとも、「見える化」だけで終わらずに、
それをもとに、次のアクションが大事です。
森を創る民のささやき May 2 2008
上の記事を書いた10年ほど前と比べると、企業においては、Co2排出量を始めとする環境負荷の見える化は、環境報告書等への開示などで、増えてきました。
企業においては、
環境負荷の低減 → 省エネルギー → 低コストによる事業運営
という、利益を出しやすく、しかも環境にも優しいということを期待できる場合もあります。