#22 企業の不正 | 森を創る民のささやき
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「森を創る民のささやき」ブログでの第22号の記事(2008年5月11日)とその追記記事です。
#22 企業の不正
週末、天気も良くないので、
「エンロン」の破綻までをテーマにしたDVD
「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? デラックス版」
を鑑賞。
この映画では、
エンロン内の考え方が、株価至上がゆえに、
ゆがんだ経営・会計に陥ることになった経緯が取り上げられています。
これをきっかけに、米国でSOX法が導入され、
企業内の会計上の不正をチェックするという仕組みが導入されました。
日本でも、同様の施策が、上場会社等を対象に、
今春開始の事業年度から適用されています。
対象となる企業は、多くのコスト等をかけて、
その仕組みの導入・運営をせざる得ない状況になってしまいました。
当時のいろいろな法律・規制の隙間により、
このような不正が可能だったわけですが、
それをやるかどうかは、経営者のモラルに関わってきます。
一部の経営者により、このような事態を生じ、
社会的に大きな負担を生む結果になっています。
エンロンが破綻した2001年頃から、だいぶ経ちますが、
改めて見ると、いろいろと考えさせるテーマです。
森を創る民のささやき May 11 2008
記事で紹介したDVDは、こちら。
この記事の約3ヶ月後に、「リーマン・ショック」という、サブプライム問題が生じ、経済に大きな影響を与えました。