【環境考コラム】光合成が世界を救う / 森創る民のささやき

「森を創る民のささやき」ブログでの記事(2011年2月12日)とその追記記事です。

#126 【環境考コラム】光合成が世界を救う

2022年、人工光合成物質の体内注入が先進国でブームに。

光合成は、太陽光の下、二酸化炭素を吸収し、水と合わさることで、
エネルギー源と水と酸素を生成します。
（　光合成の化学式：6CO2 + 12H2O -> C6H12O6 + 6H2O + 6O2　）

上のような、植物で普通に行われている物質変換を、
植物以外の組織に注入し、人工的に行う技術を確立しました。

さらに、人間の皮膚等にこの成分を入れることで、
太陽に当たるだけで、生物活動に必要なエネルギーを
自ら生成できるようになったのです。

光合成人間の誕生です。

この光合成物質の体内注入施術が開始された当初は、
施術料金も高額で、またかなり気味悪がられ、
利用しようとする者はわずかでした。

しかし、これを施術すると日常の食料の必要な摂取量を削減でき、
その削減分を途上国への食料提供キャンペーンとする
プロモーション活動を展開し、
貢献意識の高い、ハリウッドの人気俳優等の
海外のセレブ達の間で積極的な利用が始まりました。

ハイブリッド車の普及と同じように、
そのようなライフスタイルを見て、
一般の人にもその利用が大きく広がって行きました。

この光合成には太陽光が必要で、
休日の公園での日光浴はさらに意味があるものになり、
街中での日なたスポットは当たり前のものになりました。

そして、大気中のCO2濃度の低下が見え始めたことで、
温室効果ガス問題の解決策の一つとして期待され始めました。

森を創る民のささやき February 12 2011

上内容は、2011年のときに、生活にかかわる「環境・エネルギー・自然」のテーマで近未来(2022年頃)において、こんな社会になると、いいだろうな、面白いだろうな、と想像して書いたものです。