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店舗・対人支援型ビジネスのゼロからオンライン化 やさしい7ステップ

●自分のビジネスをオンラインで提供するイメージがわかない

●オンラインで本当に価値を感じてもらえるのか心配

●全体図が見えないから、どこから取り組んでいけばいいのかわからない

はじめはそのように感じていたクライアントですが、ゼロからオンライン化を成功させることができました。2事例をご紹介します。 

【具体例】

《事業再生コンサルタント 大村さんの事例》

大村さんは、事業再生コンサルタントとして500件以上の支援実績を誇り、2019年には『中小企業経営者のための「数字力」養成講座』を出版されました。
独自に開発された業績管理ツールは、同業者や財務の専門家にも好評で、このツールをサブスクリプション型のサービスで展開するビジネスモデル設計の支援をさせていただきました。また、今までは訪問コンサルティングがメインでしたが、関東圏にも商圏を広めるべくオンライン完結のコンサルティングサービスの開発をサポートさせていただきました。

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《スイーツショップ経営 内山さんの事例》

スイーツショップ「ハッピーシュガー」を経営している内山さんは、『お菓子の定期便』というサブスクリプションサービスと、自社開催のお菓子教室で大人気チーズケーキのミールキット(自宅で作るための材料キット)を開発。テレビ取材を受ける好評ぶりです。《大切な人に贈るためのお菓子》というコンセプトで、ラインナップ全てオンライン完結のサービスで提供。注文が殺到しています。
オンライン化のためのマーケティング戦略、長期的なビジネス展開、また、スタッフだけでもお店がまわる任せる仕組み構築と経営全般の支援をさせていただきました。

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新型コロナウイルスの影響で、私たちはたくさんの影響を受けています。緊急事態宣言後、自粛されている方も多いと思います。そして、この状態は、まだまだ続きそうです。

これだけ拡散していて、不安になっている人も増えていますから、簡単に「元に戻る」ということは考えにくいですよね。「元には戻らない」という前提で、「今の状態でもなんとかやれる」というビジネスモデルの構築を考えたり、未来に向けた活動を開始しておかないと、これからも影響を受けることになると思います。

今回お伝えする「ゼロからのオンライン化やさしい7ステップ」は、私自身が新潟在住でありながら、全国だけでなく海外にまでクライアントを持つまでに実践したことです。そして、クライアントもオンライン化を成功させることができました。このレポートを読んでいただくだけで、オンライン化のための事前準備を進める一歩を踏み出すことができます。

先日オンライン相談をさせていただいた経営者の方から、こんな言葉をいただきました。

「コロナ禍のなかで、新しいことを始めなければいけないし、オンライン化をしていなかければいけないのはわかります。けれど、どこから手をつけていいのかわからず不安でした。こうやって相談にのってもらえ、やるべきことが明確になりました。頑張ります!」

私自身、リーマンショックの際に助けられた経験があります。社長専門の伝説のコンサルタントと言われる一倉定先生の直弟子の経営者の方に、運良く相談させていただく機会を得ました。本来なら相当高額なコンサルフィーとなると思いますが、請求はされませんでした。

あのアドバイスのおかげで、難を乗り越えることができ今があります。このような事態ですので、今度は私もできることで恩送りをしたいと思いまとめました。これまで、店舗ビジネス、コンサルティングビジネスなど複数のクライアント企業に対して、オンライン化のサポートをさせていただきました。オンラインでお客様にサービスを届けることは十分可能です。このレポートがオンライン化に踏み出す一歩になれば嬉しく思います。

《もくじ》
1. サービスか商品を作る
2. 値段を決める
3. 営業
4. 気持ちよいサービス開始のための申込から実施、アフターフォロー作り
5. サービス、商品のクオリティ確認
6. 告知
7. 忘れないでほしいこと 

1. サービスか商品を作る

まずは、既存客の方に買ってもらえるサービスか商品を作りましょう。真っ先に考えるのは、この3つのタイプです。

ビデオ会議ツールを使ったサービス、定期購読サービス、教材

●既存サービスをビデオ会議ツールを使って提供する
●定期購読・サブスクリプション型のサービスに当てはめる商品を作る
●知識、知恵を教材としてまとめて売り出す

まずは、どれかに当てはめることができないかと考えてみてください。

2. 値段を決める

いくらにするのかは、悩みどころだと思います。オンラインだからといって、安くなくてもいいですが、“値ごろ感”は大切です。ポイントは、

●長くお付き合いすることを前提に、段階的に値上げすることを考えて最初の値段を設定する
●なぜその値段設定なのか、相手に納得感をもってもらえる理由がある

この二つを意識して最初の値段設定を考えてみてください。

3. 営業

「売ってみる。それから考える」ということが何よりも大切です。まずは既存客にご案内し、買ってもらいましょう。それを起点に、紹介をお願いしたり、口コミをお願いする。最初のお客様の声をもらってください。
連絡できる人を全てリストアップして、ダイレクトメッセージで連絡をとるのが次のフェーズです。リサーチを兼ねて、悩みを聞かせてもらってください。メルマガ、LINE@等をされている方は登録をお願いしましょう。

注意点は、いきなり新規客を追わないということです。これを読んでいるあなたはすでにビジネスを持っている方だと思います。これはアドバンテージです。まずは顔の見える既存客のことを第一に考えて行動しましょう。ここでいい反応が得られれば、その先はよりスムーズに進みます。

4. 気持ちよいサービス開始のための申込から実施、アフターフォロー作り

お客様はオンラインでのサービスに慣れていませんし、あなたも提供者として慣れていないだけに、見えない不安がたくさんあるかもしれません。最初にお客様を不快にさせたらアウトです。長く続く関係を築くことは難しくなってしまいます。
モニターの向こう側にいるクライアントが、あたふたしない、集中力が途切れないように、予約から実施当日までの流れを事前に作りましょう。
提供者であるあなたが開始前にサポートできることをリストアップしたり、予約から実施、アフタフォローまでの流れをイメージしてみましょう。これができていると、お客様とあなたの双方の不安を減らし、最初から良い流れでサービスを開始することができます。

5. サービス、商品を磨く

完璧なサービスや商品を作ってからやろうと思うと、いつまでも始めることができません。売ったあとに、お客様の反応をみたり、実際にフィードバックをもらったりしながら、サービスと商品を磨いていきます。

6. 告知

3〜5の段階を経て磨いたサービスと商品の、ターゲット、ベネフィット、メソッドを言語化して、チラシやランディングページを作ります。
売れる前にチラシやランディングページを作るのは辞めましょう。完璧なチラシやランディングページを作ってからはじめようとすると、いつまでも始めることができません。まずは、売ってからで大丈夫です。

7. 忘れないでほしいこと

忘れないでほしいこと。それは、まずは、やってみることです。
内心はオンラインで何かやったほうがいいということは、感じていたと思います。しかし、今、食べていけている。大事なことだけど、今すぐ何かしなきゃ、という緊急性がないから。やろうやろうと思いつつも、形にならずに、時間ばかりが過ぎてしまってきたかもしれません。

まさに今、必要なことで、真剣に向き合う時です!
最初は手探りで、ほんとうに売れるのか?喜んでもらえるか、不安になることも多いと思います。はじめた皆さんも疑心暗鬼でした。オンラインを活用することに踏み出したことで、一気に商圏を拡大することも可能です。

オンライン化を一過性のアクションで終わらせず、主力事業の一つとして育てていただきたいというのが、私の願いです。オンラインを活用することで、一気に商圏を拡大させたり、前払い型のビジネスを作ることも可能です。前払いしてもらうことでキャッシュフローは格段に改善します。オンライン化は経営の安定にも繋がるのです。

終わりに

あなたはどんな志や思いをもって、今のビジネスを始めましたか?
ビジョンを持って、その実現のために始めたと思います。コロナ禍の今、突然の事態に、本当に悔しい気持ちを感じている人も多いと思います。そんな今こそ、創業の原点に立ち返ってみることは大切なことだと思います。自分のやっていること、選んだ仕事へのプライドを思い出す時です。

そして、ここからの未来のイメージを描き直すタイミングです。これからどうしたいのか?じっくり考えてみましょう。ここで深く考えることができるとアフターコロナの時代にも生き残っていくことができると思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
将来の発展を見据えたオンライン化を進めていく一歩のきっかけに、このレポートが活用されれば嬉しく思います。

今後、音声や動画で補足情報を提供していきたいと考えています。

うまくはじめることができると、次の課題として「いかに長く継続的に買っていただくか」「新規をどう開拓していくか」という悩みも出てくると思います。これは、コミュニケーションとマーケティングの分野の課題です。今回は事前準備なので、ここまでしかお伝えすることができませんが、またレポート作成も考えてみたいと思います。

あなたのビジネスが発展していくことを願っています!

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