ありのままの他者を認められる心

Facebookで【本気で「夢」を叶える会】をフォローしています。今回は松下幸之助さんの言葉が投稿されていました。

「感謝の心が
 高まれば高まるほど
 それに正比例して
 幸福感が高まっていく」

いい言葉だと思いましたが、すぐに違和感を感じました。たぶん「感謝の心」というワードに引っかかったのだと思います。

少し前までの私は「何に対しても常に感謝の心を持つことが大切だ!」という強い思い(信念のようなもの)がありました。それ自体は良いことだし今もその心はあります。でも以前の私はその強い信念を他者にも求めていました。「あの人には感謝の心が足りない。なぜ『ありがとう』が言えないのか?なんで感謝できないんだ!!」と憤ることがよくありました。その時はその信念こそが自分自身を苦しめている原因になっているなんて思いもしませんでした。

うつ病の治療で病院に通い、様々な人と交わり様々な体験を通して、自分を苦しめているものに気づくことができました。

ありのままの他者を認めることができる心

こんなことを言うと「それは諦めだろう!」と言う声が聞こえてきそうですが、そうではないのです。。。上手く言えないのですが、「ありのままの他者を認められること」≒「自分自身を認められること」なのだと思います。

以前、Facebookの【本気で「夢」を叶える会】の投稿でこんな言葉がありました。

「すべては
 許すことから
 はじまるのです」

これはマイケル・ジャクソンの言葉です。"許すこと"とは"認めること"なのだと思います。今でも私自身の中に「他者に対して憤る自分」がいるのを感じるときがあります。でも最近では、「"そんな私"も私なんだ」と素直に受け入れることができるようになってきました。何か良いことがあったわけではないのに、多少なりとも"幸福感"を感じられる理由はここにあるのかな?と思う今日この頃です。


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