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冬だ!だまこ鍋たべよ。

こんにちは。
先日、友人たちと「だまこ鍋パーティー」をしてきました。

だまこ鍋とは秋田の一部地域の郷土料理で、鶏ガラのだしに醤油やお酒で味付けしたスープに、炊いた白米をつぶして丸めた「だまこもち」をいれて食べる鍋です。
具材は鶏肉、まいたけ、ごぼう、ねぎ、セリなど。

私は秋田の出身で、子供のころからなじみのある料理「だまこ鍋」の魅力に秋田を離れてから気が付きました。

あたりまえにそばにあるときは、魅力に気が付かないものってありますよね。

ここ数年、家でだまこ鍋やきりたんぽ鍋を作ったり、友人にふるまったりして、SNSで、だまこだまこと騒いでいたら、いろんな方に「だまこ鍋食べてみたい」と言ってもらえるようになりました。
ふるさとのことを知ってもらえるのは嬉しいし、人と集まったり話したりするきっかけづくりに「鍋」は最適。

今回も、「私としか面識がない人もいるけど、集まってもお互い楽しめそう。」というメンバーに声をかけて開催しました。

いざ「だまこ鍋やろ~!」ってなっても、困るのが場所選び。
いきなり誰かの家に押しかけるのは申し訳ないし、友人をたくさん呼ぶには我が家は狭すぎる…。
今回、場所を提供してくれたカフェ茶房宗休さんに感謝!(ありがとうございます!!)


だまこ鍋の良いところは、作る過程をみんなで楽しめるところ。
ごはんを炊いて、つぶして、丸めて…という作業は小さな子も大人も楽しめます。いびつになることはあっても、失敗することはないし、崩れてしまったとしてもそれはそれで良し。


できあがった鍋をみんなでわいわい囲むのは楽しいです。良い交流の場に。
そして作り方は簡単なので、気に入ったら自宅でも実践してほしい。


わたしの地元では「なべっこ遠足」という学校行事がありました。
小学校の1年生~6年生が縦割りで班を作って(たしか…。)、みんなで町の大きな公園まで歩いて行って、だまこ鍋またはきりたんぽ鍋を作るというもの。
年上の子たちが年下の子たちの面倒をみて、交流し、だまこ鍋という郷土料理の作り方も学べるというなかなか楽しい行事でした。(今はもうないかも…。)
そんなわいわいした行事にも、だまこ鍋は最適です。



だまこ鍋は、メインの具材が「お米」なのでなかなかお腹がふくれます。

ところで、以前友人に「だまこ鍋は締めがないんだね?」と言われたことがあるのですが、最初からごはん(だまこもち)を投入するので締めの概念がありません(笑)
うどんとか…最後に入れる方もいる…のかしら?

ちなみにわたしは鍋に入れる前の「だまこもち」をそのまま食べるのがわりと好きです。塩がきいていておいしい。ほぼ塩むすびですから。

そんなこんなで楽しくだまこ鍋パーティーは終了しました。
わたしは馴染のある味だけど、みんなおいしかったかな…といつもちょっぴり不安になりますが、市販のスープを使っているからきっと大丈夫。
鶏ガラで本格的にダシをとると、それはそれでとてもおいしいです。

友人知人の方で一緒にだまこ鍋またはきりたんぽ鍋を食べたい方は、ぜひお声がけください(笑)
岐阜でずいぶん「だまこ鍋」仲間が増えてきて、嬉しい限りです。

好きすぎて、ZINEも作りました。


それではまた。

(写真は友人が撮ってくれました。アリガト!作るのに夢中で全然撮ってなかった。)

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