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お金が大事

定型発達でもASDなどの発達障害があっても、金銭に執着が強い人はいますよね。

このお金が大事、という価値観は下に見られることがあります。
その感覚も何となくわかるのですが、お金を重視する人は、
はっきりした手応えを求める気持ち
があるんじゃないかなと思うのです。

愛情や友情なんかは曖昧で、金銭に比べて定義しづらいものです。
また、その場の状況によっては感じにくかったりします。

こうした曖昧さがしっくりこない人の場合、数字に傾倒することがあります。
数字はブレがなく、奥深く美しいので。
それに口座の残高が増えたり減ったりすると喜びや落胆を与えてくれます。このような刺激があると、生活に色がつきます。

お金を中心に考える人って「ケチ」などと言われたりしますが、単に物差しとしてわかりやすい、というところから始まっているんじゃないかなぁと思うのです。

また、当然ですが経済的な問題があるならお金が思考の中心になります。切実なことですから、重要度が上がるのは理解できます。

でも、度が過ぎて「どんな場合でも目の前の人よりお金が大事」になってしまうと、他者に悪い印象を与えやすいです。

・一緒に出かけた相手が疲れてカフェに入りたがっているのに、頑なに拒否
・パートナーがどんな状況でも生活費の折半を要求

。。。
「お金」と「相手の気持ちや体力」。
その両方をテーブルに載せて考えないといけないのに、それが苦手なかたがいらっしゃいます。

こういうところで「思いやりがない人」と判断されるのは勿体ないです。


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