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台風が来た時にどうしているか

他の記事も同じ前提ではあるのですが、今回のnoteは改めてお伝えしておきます。
※あくまで個人の見解です!
※今回のnoteは執筆時点(23/8/17)での情報です。読むタイミングによっては、情報のアップデートがある場合があります
※ヘッダーは台風や記事の内容とは関係なく、雨の日でも楽しんじゃう!な過去のアクティビティです


台風が発生した時の対応

台風のシーズン、年々色んな経路、色んな規模の台風が増えているように思います。
まずは各地に大きな被害がないこと、第一に願っています。

台風が発生した場合、宿泊はどうなるの?という不安があるかと思いますが
どんな対応をするのかは適宜判断の上、必要に応じて公式サイトでお知らせしています。

一例としてこのような基準を元に、判断を行っていますが、その時々の様々な情報によって決めています。

過去の対応の一例

台風やその他の天気による影響については、予報の時点で準備をして、何も起きない、のが一番です…!
ただ、実際に何かが起きた際は、こちらもその時々の状況によるのですが、その時できる最大限のことを行う、というのが基本の考え方です。
(普段から備えとなる災害備品の補充や、有事を想定した避難訓練はそれぞれの施設で対応しています)

何年か前のお話しですが、実際に軽井沢の施設で台風被害があった際、
直接的な被害はなかったのですが、枝が折れた影響で電線に接触があり、施設の地域だけ停電が発生…という状態が発生しました。
時間はお昼過ぎ、急にぷつっと全ての音がなくなった…というのを覚えてます。

軽井沢は木が多い

幸い、既に雨はやんでいて、太陽の光もあり、視界は確保できる状態でした。
ただ、多くのスタッフがリアルな停電対応は経験がなく、さてどうする、という状況。

全ての対応は覚えていないのですが、以下のような対応を行いました。
・まずは情報収集役を立てて、役割分担
・非常用のランタンや懐中電灯をお客様にお渡し、安全の確認
・施設を見回って、危ない状態の箇所はないかを点検
・各部署の情報や、どこまで仕事が終わっているかを共有

それぞれ経験がない中で「今何をやるべきか」「自分はなにができるのか」ということを考えながら、コミュニケーションを取って動いて…
思い返しても、ものすごく密に会話をした記憶があります。

掃除機が使えないため、懐中電灯で照らしながらほうきや粘着シートのコロコロでなんとか掃除を進めていき、
夕食に関しては火は使えるけれど明るさがなく、仕込み作業の開始時間までに間に合うか分からない。外部レストランを案内するか、仕込みの少ない鍋料理にしてどうにか提供するか…
段々と日も落ちてきて、明るさの対策も追加で何とかしないと…

などなど、夕方の時間にかけてじりじりと判断すべき事柄が増え、緊張感と、慣れない作業の疲れで重たいムードが増していき……

というところで、その時は幸いにも電気の復旧が。
まだ明るい時間ではあったのですが、明かりが戻るととっても安心できたことを覚えてます。
その後は通常営業に向けて、点検確認含めて一気に準備を進めました。
当時はまだまだ若手だったのですが、正解のない中で自主的に判断して動く大切さを学んだ経験でした。

今回のお話しはほんの一例で、色んなタイミング、色んな判断があると思います。色んな地域に施設があるので、対策もそれぞれです。
(沖縄の地域のスタッフブログを引用してみました。沖縄は自宅よりホテルの方が安全だから、と泊まりに来るケースもあるとか…)

今はIT部門で働いているので、ネットワーク、停電などなど……起きないことがもちろん一番ではあるのですが、ベストなサポートができればと思っています。(台風の進路は毎回気にしています。何も起きませんように…)


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