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苦しみのある意識と苦しみのない意識

インドの聖者の教え その3

前回は意識がどうやって運命につながっていくのかをお話した。

意識には苦しみのある意識(suffering state)と苦しみのない意識(beautiful state)の2つがあり、苦しみのある意識から苦しみのない意識にシフトをすることで、意識のレベルをあげていき、ひいては運命を好転することに繋がる。

苦しみのある意識(suffering state)は5つの要素からなる。その5つとは
・恐れ :不安・心配・焦りが含まれる 多くの人が抱えている苦しみ
・悲しみ :相手の中に自分がいないと感じた時の感情
      孤独感とも結びつきが強い
      別れ、裏切りなど
・怒り:怒鳴る、殴る、イライラ、フラストレーション
   (目の前の出来事が期待通りにならない時に感じる感情)
・傲慢さ:他者の利益を最小限にし、自分の利益を最大化しようとする感情
    利己的、自己中心的、
    ベクトルが自分に向いていて、人や社会に向いている。
    傲慢さを抱えていると、富が頭打ちになったり、トラブルになる。
    自分を大きく見せようとする、偽りが生まれる    
・残虐さ:怒りの奥の恨み、嫉妬から生まれる 
     暴力、殺人、非人道的な言葉や言動

苦しみのない意識(beautiful state)の要素は
・愛
・感謝
・情熱
・豊かさ
など

苦しみのある意識の状態では苦しみの種を持っており、知らず知らずのうちに撒き続けている、その結果、苦しみの花が咲き、問題を引き起こしたり、トラブルになる。
自分がどんな種を持っているかのよって、どんな現実が展開するかが決まっている。
例えば、目の前に広がる現実の外側だけ学んで整えていっても、内側の意識を変えていかないと撒ける種が変わらず、根本的な解決にならない。

内側の意識の状態がそのまま外側を作る。
内側の意識の状態を整えることがとても大切。



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