手放すことは怖くない。前に進むためにできること
あなたは今の自分に満足できていますか?
今の環境、人間関係、仕事などに満足できていますでしょうか。
満足できていると答えられる人は、あまりいないのではと思いますが……それではもし満足できていないとしたら、なりたい自分に向かって前に進むことはできていますでしょうか?
なりたい自分を目指すことは、誰だってできることだとは思いますが、多くの人はそうしません。
今のままで十分だと言い聞かせて、本当に欲しいものを視界から遠ざけています。
何故そうやって前を向こうとしないのか……それは手放すことが怖いからです。
今を捨てて未来へ歩みを進めた時、どうしても後ろが気になってしまうから、前へ進むことができないのです。
今回は、そんな多くの人が悩めどもなかなか解決することができない、「前に進むためにできること」について、メンタリストDaiGoさんの本を参考にお話していきたいと思います。
ポジティブ・ワード(メンタリストDaiGo)
それは本当に求めているものなのか
改めて問いますが、あなたは今の自分に満足できているでしょうか?
「今の自分」をもう少し分けて考えると「自分自身」と「環境」になるでしょう。
自分自身についてだったら、例えば「自身がほしい」とか、「スキルがほしい」など、色々ありますね。
環境は大きく分けると3つで「生活」「仕事」「人間関係」といったところでしょうか。
そうやって掘り下げていって、大事だと思うものを書き並べていったとき、あなたはどれだけのものを手に入れているでしょうか?
そして、今あなたがしていることや持っているものの中で、どれだけのものが「必要ない」と思えたでしょうか?
不安は存在するのか
何かを手に入れるためには、何かを失わなければいけません。
例えば、無料で見ることができるYouTubeだって、「時間」というかけがえのないものを失っているのです。
ですので、自分の求めたいものを手に入れるために、例えば仕事をやめなければいけなかったり、知らない土地に行かなければいけなかったり、勉強をしなければいけなかったりするかもしれません。
そうやって新しいことにチャレンジしたり、今あるものを捨てる選択をすることには、もちろん不安がつきまといます。
しかし、その不安は「誰もが感じるもの」です。
大古の人間は未知なものや危険そうなものに過剰に反応することで、危険を回避し、生き延びることができました。
その本能が今も残っていて、それでチャレンジや捨てることに不安を覚えるのです。
現代では、よほどのことがない限り、選択によって生命の危機に陥ることはないでしょうから、その不安は本来の役目を果たせてはいません。
不安はたしかに存在するけれど、そんな不安こそ捨て去ってしまっても何の問題もないわけです。
どこへ向かえばいいのか
前に進むために必要なのは「捨てる勇気」。
それさえ持てれば、あなたはどこへだっていくことができます。
あなたはどこへ行きたいですか?
もし、「こうなりたい」というものが見つからないのであれば、そのヒントは身近なところにあるものなので、以下の3つの方法でぜひ探してみてください。
・嫉妬を探す
・夢を見させてくれる人と関わる
・努力が苦にならないことを探す
嫉妬という感情をネガティブなだけととらえてしまうのはもったいなくて、実は嫉妬は「隠れた欲求のサイン」なのです。
ポイントは何に嫉妬しているのかを明確に言葉にすること。
豪遊している人を見て嫉妬を感じたとしても、お金を持っていることに嫉妬しているのか、お金を稼げるような能力に嫉妬しているのかでは、全く別の話ですからね。
また、尊敬できる人、憧れの人など、「夢を見させてくれる人」と一緒にいれば、チャレンジしようという気持ちになったり、モチベーションをあげることができるでしょう。
その環境にいる目上の人は将来の自分であるとよく言ったりしますしね。
また、夢を見させてくれると感じたということは、少なくともそれは自分のほしいものです。人間関係は人生を左右するくらい大切なものなので、そう感じたらしっかり追いかけましょう。
最後の「努力が苦にならないことを探す」についてですが、本当に好きなことであれば、人がつらいと思うような努力だって苦にならないものです。
もちろん、多少はつらいこともあるかもしれませんが、そんなものくらい乗り越えられるのが、本当に求めているものです。
以上のような方法でどこへ向かえばいいかを定めたら、勇気を振り絞って、新しい環境に飛び出してみましょう。
手放して、本当に惜しいと思ったのであれば、また手に入れればいいだけです。
人生で一番後悔することは「しなかった後悔」です。
ですので、とにかく行動。
目標を見つけるのにも、その先へ進むのにも行動することが必要です。
なりたい自分になるために、これを読んだあなたが行動できることを祈っています。
もし、そういった行動をいつも先延ばししてしまうにしてしまうということであれば、先延ばしについてまとめた投稿があるので、ご覧ください。
参考文献
ps
私は最近前へ進むために仕事を辞めました。
もちろんリスクはとればとるだけいいというわけではありませんし、これが正しい道なのかはわかりませんが、恐れて何もできないよりは、行動するほうがいいと思います。