やる気を上げて前進するための3つのステップ
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やる気を上げて前進するための3つのステップ

「できないのはやる気が足らないからだ」

という言葉は無責任であまり好きではありません。

やる気というのはもちろんその時々の気分によって変わるものですが、やる気の出やすさやどうしたら出るかは、遺伝やそれまでに過ごした環境、そして過去の行動などによって大きく左右されます。

ですので、やる気が出ないのは環境のせいかもしれませんし、そうやって「足らないからだ」と罵っている人のせいかもしれませんし、そもそも自分のタイプと合わないことをしているからかもしれません。

逆に言うと、環境や行動を変えて、自分のタイプにあったことをすれば、やる気は自然についてきます。

ということで今回は、ただ単に

「さぁ、やる気を上げるぞー!」

という話ではなく、科学的にどうしたらやる気が上がるのかということを、3つの軸をもとに3つのステップで解説していきたいと思います。

まずは3つの軸から自分のタイプを見極めて、そこからどこを重点的に取り組むかを考えていくので、自分がどんなタイプかを考えながら読んでみてください。

3つの軸ーマインドセットー

この軸は以下の2つのタイプに分かれます。

・成長マインドセット
・証明マインドセット

ざっくりというと、成長マインドセットは成長することに焦点を当てて考える人。証明マインドセットは他人に自分の能力を証明したい人です。

成長マインドセットを持つ人は、自分の成長のために行動します。

一方証明マインドセットを持つ人は、他人にすごいと思ってもらうために行動します。

あなたはどちらでしょうか?

薄々感づいている方もいるかと思いますが、実は証明マインドセットはあまりよくありません。

例えば、証明マインドセットの人は他人に自分のすごさを証明することが目標なので、失敗を過度に恐れます。

一方成長マインドセットの人は、たとえ失敗したとしてもそこから何かを学び成長することができるので、失敗さえも小さな進歩だと感じられるのです。

ですので、やる気を上げるためには成長マインドセットであることがまずは必要なのですが、その方法は後程解説します。

2つのマインドセットについて、詳しくは以下の投稿でも話しています。

モチベーションを持続させる「成長ゴール」

3つの軸ーフォーカスー

この軸も2つのタイプに分かれます。

・獲得フォーカス
・回避フォーカス

やる気が上がるのがどんなときか、ということで分類されています。

獲得フォーカスは、賞賛を得たいとか、リスクを取ったりとか、何かに到達し獲得したいと考えているときにやる気がでます。

一方回避フォーカスは、批判を回避したいとか、リスクを避けたりとか、現状を維持し、危険を回避することにやる気がでます。

ほとんど真逆といった印象ですよね。あなたはどちらのタイプでしょうか?

先ほどのマインドセットとは違い、こちらには基本的に優劣はありません。

ただ、自分にあった行動をしないと、やる気が下がってしまうので、詳しくは後程お話いたします。

3つの軸ー自信ー

これは単純で、自信があるか、ないか、という軸になります。

自信はやる気を上げるうえでとても大切な要素ですが、ただのポジティブシンキングとは違います。

例えば困難があったら、それが今の自分では無理かもしれないけど、成長すればきっと成し遂げられる、と考えられるような自信を持つことが大切です。

さて、以上3つの軸で、あなたはそれぞれどの位置にいたでしょうか?

おそらく綺麗にこっちだというようにならなかった人もいると思いますが、グラデーションな感じなので、自分がどの辺かということを意識して、次の3つのステップを読んでみてください。

それと、対象によってこの軸は変わることがあります。

例えば生活だったら回避フォーカスだけど、仕事だったら獲得フォーカスだという人もいると思います。

ですので、何か一つに対象を絞って考えてみてください。

3つのステップー証明マインドセットから成長マインドセットにー

まずは最初のステップ。成長マインドセットに変えていきます。

自分は十分に成長マインドセットであるという人は、ひとまずここを読んでから次のステップにいっても大丈夫です。

ということで早速ですが、まずは「成長」に意識を向けることが大切です。

ですので、例えば目標を設定するときには、「成長」を意識した目標を考えましょう。

例えば、「テストで良い点をとる」ではなく、「テストで良い点をとるために、効率よく勉強ができるようになる」みたいなものが良いです。

このように、普段から「成長」に意識を向けることが大切なのですが、うっかり「証明」に目を向けてしまったときのために「if-thenプランニング」を設定しておくのが良いでしょう。

つまり、もし「証明」に目を向けてしまったら、「成長マインドセットだったらどのように考えるかな…」と考える習慣をつけるのです。

時間はかかるかもしれませんが、このようにすれば次第に成長マインドセットに変わっていきます。しかし、決して変えられないものではないので、根気強く続けてみてください

「if-thenプランニング」について詳しくは以下の投稿を見てみてください。

人生を変える最強の習慣術「if-thenプランニング」

3つのステップースキルと自信を身につけるー

成長マインドセットを手に入れたら次のステップ、スキルと自信を身につけます。

スキルの方は、フォーカスのタイプによってやり方が異なります。

獲得フォーカスの人はぶっつけ本番仕事の中でスキルを覚えるのが得意です。

一方回避フォーカスの人はじっくりと準備をすることによってスキルを覚えます。

自分の合ったやり方でスキルを身につけていきましょう。

スキルが身につけば、自信を持つきっかけになります。

しかし、その身についたことの要因を「外」にもってきてはいけません。

自信をつけるためには、成功が自分の努力によって、つまり「内」によって成し遂げられたことを自覚しなければなりません。

運が良かったとか、あの人がいたからではなく、運がくるまで耐え、出会いというチャンスをものにできたという、自分の内側の部分に成功の要因を見出していくことが大切なのです。

どうしても外に成功の要因をもってきてしまう人は、これも「if-thenプランニング」で設定してしまうのが良いかもしれません。

3つのステップー力を発揮する環境を作るー

ここまでくれば、だいぶやる気を上げやすくなっているかと思います。

最後のステップは、自分の力を発揮出来るような環境を、フォーカス軸で考えて作ってくことです。最後のステップにゴールはないので、自分に合った環境を整えていきましょう。

例えば、獲得フォーカスであれば、何かを大きくて具体的な目標を立てるのがよいでしょう。

回避フォーカスであれば、じっくりと仕事に取り組める環境を作り、何を得るかでなく何を避けるかで考えた方が良いでしょう。

もちろんフォーカスもかならずどちらかというわけではなく、グラデーションや、若干の違いがあります。

ですので、自分に合う環境を作り出すことを常に考えていくことが大切です。

以上の3ステップを踏めば、やる気を上げて人生をより前向きに楽しむことができるようになるでしょう。

もっと詳しい内容について知りたいという方は、ぜひ参考文献を手に取って、より自分にあったやる気を上げる方法を見つけてみてください。

参考文献:やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学(ハイディ・グラント・ハルバーソン )

ps

かなり長くなってしまいました。

2パートに分けてもよかったかもですが、一気に書き上げたかったので頑張りました。

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