見出し画像

本を読もう 〜コーチの一言〜

動物の中で言語を使うのは人間だけです。
多くの動物に声で合図を交わす行為がありますが、これは「信号」であり「言語」ではありません。

言語を使えることで人間ができることとは何でしょう?

私は2つあると考えています。

1つは「他人の考えや経験を、聞いたり読んだりすることで共有できる」こと。
もう1つは「深いコミュニケーションができる」こと。

例えば、コーチの指導書や過去の名選手の著書を読むことで自分の知識=疑似体験を高めることができます。
そして、チームメイトと試合前にサインの確認だけでなく、大きな戦術の方針、更にはその試合への思いを伝え合って、共有することができます。

人間だけに与えられた特徴ならば、使わないと損です。

言語をうまく使うには、語彙や表現を多く身に着けている方が有利。
相手の話や書かれた文を正確に理解すること、逆に自分の考えを頭の中で整理して、わかり易く相手に伝えること。これらは共に言語力が無いと難しい。

言語力を身に着けるのにはまず本を読むこと。
難しい学術書で無くていい。面白い小説でもOKです。
そして、読書感想文も自分でその表現を反復学習するのに良い方法でしょう。

トレーニングの傍らに、本を一冊置いてみては如何でしょう?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?