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女子駅伝

こんな時でも季節は変わり、春から初夏に向かおうとしています。

いわゆるマラソンシーズンも一区切り。もっとも、今季は3月以降大きなマラソン大会は軒並み中止になってしまいました。
そんな中でも昨秋から1月にかけての駅伝大会には影響がなかったのが救い。私は都道府県対抗駅伝が好きで、毎年TVで観戦しています。

思い出に残るのは3年前、2017年の女子。その時に書いたメモが手元にあったので、書き起こしてみます。

近年無かった強い寒波が日本列島に到来。日本海側の雪国は大雪。名古屋や大阪も雪が降り、暖かな瀬戸内にある広島でも積もりました。
こんな日に迎えた「全国都道府県対抗女子駅伝」。

雪の京都でフルマラソンと同じ42.195kmを、中学生から実業団までの女子ランナーたちが9区間に分けて駆け抜ける。髪に降り積もる雪をモノともせずにかけてゆく姿は、まさに強いアスリート。地元の繋がりが世代を超えての一体感を生む。

さて、一年を通じてたくさんの駅伝レースが中継されていますが、どうしてこれほど観たくなるのか?

仲間で競い、嬉しさや悔しさを分かち合う姿が日本人の心に響きます。本来孤独に戦う陸上長距離が、襷によってチームになる。中継所の前で懸命にスパートをかけて繋いでいく姿がチームスポーツよりも仲間の絆を感じさせるのでしょう。

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