ダメ人間だった私を変えてくれたリクルートで学んだ価値観
リクルートキャリア全社に送った退職メールの一部の内容に感動した、元気をもらった、メールを保存して悩んだ時に読みたいなど反響をいただいたのでその内容をブログにも一部抜粋いたします。
私は2016年4月にリクルートに新卒入社しました。
1年目や2年目は遅刻や提出物もろくに出せずに、顧客クレーム、トラブルや担当変更依頼をGや部で一番もらう担当でした。
そんなダメ人間な私を見捨てずに、
部長やGMや先輩や同期やお客様や様々な人に多くの言葉をいただきました。
価値観や考え方を変えたところ、遅刻はなくなり提出物も出せるようになり、顧客満足度調査では部のトップランキング常連、全社MVPノミネート、統括部受賞となり、クレームや担当変更も0になりました。
私は、リクルートで多くの方から多くの事を学んだのですが、私だけで留めておくことは大変勿体ないので、今回はその中でも3年半働いて、私自身を変えた価値観や考え方を共有いたします。
現在何か苦しんでいたり、悩んでいる人の少しでも気付きになれば幸いです。
◆学んだこと
×当初の自分自身の価値観
◎リクルートや3年半の仕事で学んだ価値観
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×なぜ、リクルートなのに労働時間が規制されるのだ。働くのが好きでリクルート入ったのに、沢山働きたい。働き方が規制されるのは意味わからない。会社辞めたい。
◎限られた時間の中で生産性高い仕事をする。結果を出すことに挑戦する。業務時間外でも働きたいのであれば副業にチャレンジしたらよい。そもそも、納期や規制がある中でパフォーマンスを出せない自分を変えるべきではないか。
×他社の人材ベンチャーの方が成長できるのではないか。
◎他の人材会社は対リクルートの視点で仕事をするが、業界1位だからこそ対社会と向き合える。業界1位という社会的責任が大きい会社だからこそ、社会を見て仕事をせざる負えない環境。その環境でも十分成長できる機会は沢山ある。
×求人票を書く時に、どこの会社も同じ仕事内容だし差別化無理じゃないかと思ったとき
◎社長の想いや会社の目指す方向で差別化できない企業はない。差別化はwhatとHowで行うのではなく、Whyで行う詳しくはゴールデンサークル理論を参照ください。https://www.youtube.com/watch?v=s5VPXc9ilCU&feature=youtu.be
×結果を出していれば何をしていてもよい。
◎結果を出すことよりも何よりも大切なことは周りから信頼されること。結果出しているからこそ、周りに見られるので、遅刻や提出物を出すいう当たり前のことが大切になる。人として当たり前の事は結果を出してからの方がより大切。
×アポイントの商談の場こそ大事
◎準備が9割。準備でアポイントの商談の質が決まる。お客様の企業情報はネットに出ている情報は全て事前に把握した上で、仮説を立てて質問することで「リクルートでしか知りえない情報」を聞くことこそ大切で介在価値である。
×損得が何より大切
◎損得よりも善悪で判断する。損得で判断することは短絡的に良いことに見えるが、長期的に見て信頼を損失するなどリスクが大きいので長期的な視点で考える。一見損でも
正しい方を選ぶ。
×目標は自分が思い描ける範囲で実現可能なレベルで立てるべきだ。
◎目標は背伸びして届くくらいのものを描く。目標までしか自分のレベルアップが見込めない。自分が思い込みで難しいと思っているくらいまで目標をあげてみる。(実績、新人の頃3000万円売るのが限界かと思ったが、自己目標を5000万円と上げることで、4000万円代の実績を出せるようになった。)
×顧客から頼られた内容は自分一人で何もかも解決できる担当こそ優秀である
◎自分一人で仕事するのはたかが知れている。リクルートの社内にはそれぞれの専門家が沢山いるのでその人に力を借りて出した仕事のアウトプットの総量を集められるビジネスマンこそが優秀である。
×目標達成していなければ仕事を楽しんではいけない。暗い雰囲気で仕事しないといけない。
◎目標が達成できないスランプは誰にでもある。なぜ売れないかを分析して対策しまくる。そういう時こそモチベーションや目標を数字よりもお客様に新しい提案してありがとうという言葉をもらうや新しい企画のセミナーやイベントを開催するなど別のモチベーションを作ると結果的にスランプから抜け出せる。
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これ以外にも多くの学びはございましたが、ピックアップいたしました。
リクルートは組織の仕組みや風土はもちろんのこと、社員一人一人の想いやモチベーションや考え方によって支えられている組織だと強く感じます。
はじめは、正直営業会社で数字数字言われるイメージでしたが、全くそんなことなく、「人として大切なこと」「顧客や社会が何を求めているか」というような本質的な部分を教えていただきました。
リクルートで学んだ事を糧に今後も精進してまいります。
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