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【要約・まとめ】『考具』その② 情報を頭に入れる方法

今回は情報を頭に入れる方法について描いてある。第2章についてレビューしていきます。

考具 その1 カラーバス
カラーバスとは一つ色を決めるとその色が良く目にとまるといった効果を使った情報の集め方である。例えば今日は赤と決める。赤と決めると、赤い車が多いなぁとか、ポストは意外と多いぁなど赤いものが多く目にとまるようになる。カラーバスを使うことで、普段目に止まらないものも目にとまる。これを使い、情報を集めるのが一つ目の考具だ。本書では色以外にも、細長いものなどテーマを決めて、百貨店を上から下まで降りると、それだけでもいろんな発見があると紹介している。

考具 その2 聞き耳を立てる
二つ目は言葉の通り、聞き耳を立てること、顧客重視とよくいうが、インタビューをしても生の声を聞くのは難しい、本音というものはなかなか聞き出せない。電車、ファミレス、居酒屋などで聞き耳を立てると、すごい情報が手に入ることが多い。自分から情報を探すだけでなく、聞き耳を立てることも行おう。

考具 その3 ちょいメモ
人間はとにかく忘れます。カラーバスや聞き耳を立てて得た情報はちょいメモを行う。本の端や手のひらでも良い。なにかのきっかけになることもある。また、上級編としては、絵も書こう絵を描いたり、色を使ったりすると、アイデアが湧きやすくなるそう。

考具 その4 七色いんこ
七色いんことは手塚治虫の漫画であり主人公は名役者の泥棒である。役を演じて、泥棒しよう。どういうことかというと、例えば客に成り切ろうということだ。接客カウンターの仕事なら、カウンターの逆側に行ってみる。車やなら他会社の車も乗ってみる。しゃがんで見て子供の目線になる。身体を動かすことによって、いろいろな情報が入ってくる。アイルランドのあるスーパーでは取締役は月に一回買い物をすることも義務づけられているようだ。

考具 その5 フォトリーディング
フォトリーディングとは本を画像のようにみることです。本は毎日数百冊発売しており、また、本を1冊読んでも全てが必要な情報ではありません。まず、初めに必要な情報・読む目的を考える。1ページ1秒ペースで1冊を眺める。〜24時間熟成させ、必要な箇所を探しながら数度本を高速で読む。この方法で本から必要な情報を得るのがフォトリーディングです。

考具 その6 臨時新聞記者
聞き耳を立てても手に入らない専門情報は現場に行くこと。現場に行って、しつこく聞くこと。新聞記者ほどでなくでもしつこく、そして、褒めながら聞くことは重要。また、記事にできるように理解し、説明できるようにすること、話を分解し、そして例え話ができれば自分の言葉にそれはなっています。

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