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私が中学生の時、突然家の近くに1匹の猫が。
人懐っこくてすぐに仲良くなれました。
家まで着いてくるようになってからは
夜家で寝て、朝外に出ていく。そんな生活をするようになりました。

中学2年、年末が近づいてきたある日。
姿が見えなくなり、家にも来ない。
探し回っても見つからない。


📞「似ている子がいるんだけど」ランニング中の父からでした。
嬉しくて嬉しくてワクワクしながら見に行きました。

「…………。」
全然違う。全然似てない。すごくがっかりしたのを覚えています。
せっかく外に出たし皆んなで名前を呼びながら探すことにしました。

「ニャー。」...どこからか猫の鳴き声。
声のする方に行くと泥だらけでうずくまってる猫が。
すぐにあの子だと分かりました。

交通事故に遭っていて骨折していました。
そのまま病院へ連れて行きうちで飼うことになりました。

今でもあの時のことを思い出すととても不思議な気持ちになります。
たまたま当たった東京マラソン、
父がマラソンの練習をしていなかったら。
違う猫だとガッカリしてすぐに家に帰っていたら。
あの場所を通らなかったら。
猫が鳴かなかったら。
もしかしたら、、


今、推定16歳
だいぶ歳はとってしまったけれどここまで長く一緒にいられることがとても幸せです。

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