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ただただ、日記。でも、日記を書くと気づきもある。

今日は天気に振り回された1日だった。
というか、天気には大抵振り回されている。
人間にとって心地良い温度帯は2〜3度しか幅がないというから、そういうものなのかもしれない。エアコンで一定の環境を保っていない限り、1日の中で大抵の気温は暑いか寒いのだ。

にしても今日は、振り回された。

少し肌寒く感じた朝。
今日は外作業から始まるので、上はトレーナーを着た。動かなければ適温に感じる。
しばらくは曇ったままだった、というよりは雲海の中だったので日差しはなく、動いても汗はそこまでかかない。
しかし、9時ごろになると雲はなくなり、日差しがキツくなる。真夏並み、とまではいかないけれどまだまだ暑い。一気に汗をかく。

ひと通り作業を終えて、Tシャツに着替える。
汗まみれになったトレーナーから解放されたことが心地良い。ただ、ズボンとパンツまでは着替えを用意しておらず、少し後悔した。

今日はそのままキャンプ場へ向かう。
木曜日はキャンプ場の管理棟にいることが多い。
移住して4年ほどは1人でまわしていたので、ほぼ毎日、田んぼとキャンプ場を往復していた。
その頃に比べると、仕事の幅は広がって、管理棟に立つことは減った。それによって良かったこともあれば、まだまだ出来ていないなと思うこともある。


少し脱線。
この「まだまだ出来ていないなと思うこと」
これがnoteの記事のテーマ(下書きを含め)になっていることが多いなと気づく。
内省しながら文章を書き、これからはこうしようと前向きに終わる。ようにしている。そんな流れが多いように思う。
そのこと自体がいいとか悪いとかではなく、わたしの場合、内省的な文章の場合、自分に厳しくする性格もあってどこかトゲがある文章になってしまうのではないか。と思ってしまった。

全く知らない人が読めば「そんなこともあるよね」と流せる文章も、わたしのことを知っていて、暮らしにも近い人からすると「そんなこと考えてたのか」と、トゲに引っかかってしまうことがあるんじゃあないか。

実際、誰かにそう言われたわけではないけれど。なんとなくそう思ってしまった。
でもこれは思考の癖のようなものでもあって。
「こう言うとこの人はどう思う?」
「この言葉で言いたいことは伝わるだろうか」
と考えることが多い。その結果、言葉が足りないこともまた。

それを改善したくnote更新を日々のトレーニングのようにしているわけですが。noteでも同じように悩んでいるのだから、まだまだトレーニングは必要だ。誤解させず、傷つけないコミュニケーションなんてあるのだろうか、と思えるくらいには難しい。


脱線おわり。
キャンプ場へは昼前に着く。もう日が高くなっていて、今日は湿度も高かったためとにかく蒸し暑かった。
今日は息子たち(ヒト1歳半とバーニーズマウンテンドッグ6歳3ヶ月)と一緒だった。片方はひと通り遊びまわって汗まみれになりながら寝落ちをし、もう片方はひたすらに涼しい場所を探して寝そべっていた。それくらい、8月のように蒸し暑かった。

ところが、15時ごろのこと。急に雨が降ってきた。
最初は通り雨かなと思っていた。息子も昼寝から起きていて、雨の中楽しそうに遊んでいた。
が、通り雨にしては止みそうにない。激しさも増してきた。ひとまず息子を避難させる。着替えは持ってきてたけど、タオルを忘れていた。不覚。食器を拭く布巾で代用。身体が小さいと、こういう時便利なんだなと思った。

着替え終わった頃には雷が鳴り出した。
だんだん近くなる。鳴り止まない。
息子は雷、怖くないのだろうかと観察してみる。
雷の鳴る方を指さして、あう、と言っている。いつも通りだった。
さらに雷が近くなる。バチン!と音がしてブレーカーが落ちた。これにはさすがに驚いた。わたしが。
息子はというと、抱っこをしていたからかあまり驚いた様子はなかった。電気が急に消えたことを不思議そうに見ていたけれど。
その後もしばらく雷は近かった。雷の能力持ちって、絶対イメージの倍以上は強いよなーとか考えていたら、息子が抱っこから降りたそうにする。外が気になっていたのだ。自由にしたいことをさせてあげたい子育て方針ではあるものの、さすがにこれには賛同できない。もうしばらく抱っこしていたら、雷は去っていった。そうしてしばらくして、雨も止んだ。

止んだ後は涼しかった。
澄んだ空気が心地良い。

息子とキャンプ場を散歩しながら、異常がないか見て回る。汗はかかない。
幸い、大した異常もなかった。
草がまた伸びてきたなと思う。この夏は本当に雨が降らなかったから、例年よりも草が伸びなかった。そのぶんいま成長しようとしているかのように、雨が降った後はよく伸びる。草刈りの労力はかかるけれど、まさに成長している植物のみどり色は美しい。1歳の子どもの肌のように、ハリとツヤがある。

見回りを終えて、管理棟に戻る。
もう1匹の息子を車に乗せて家に帰る。
出張帰りで家に食材がないので、買い出しでもしようかと思ってスーパーに向かっていたところ、キャンプ場の電話が鳴る。ちょっとしたトラブル。そういえば今日は電話がよく鳴る1日でもあった。

スーパーには立ち寄ることなく、キャンプ場へ戻る。トラブルはサクッと解消したものの、晩ごはんの問題は残っている。どうしようかと考えていたところ、ウチの近くには温泉があることを思い出した。そしてご飯処もある。近すぎてたまに忘れてしまう、山暮らしの良いところ。

温泉に行くと決めてからは早かった。
が、その道中でまた天気に振り回される。
不思議な光景が目に入ったのだ。

先日、草刈りをした元田んぼ。
その横の水路に白いかたまりが沢山ころがっている。
身長ほどはありそうな、白くてもこもこしたかたまり。
遠目に泡のように見えたので、誰かが洗剤でもひっくり返したのかな?なんて思ったりもして見ていた。
温泉に着くと移住仲間も来ていて、その白いかたまりの話になった。彼は実際に触ってみたそうで、やはり泡だったようだ。ただ洗剤のような雰囲気はなく、匂いもしない。けれどきめ細かい泡。

あれはたぶん、セイタカアワダチソウの仕業だった。
移住仲間の話を聞いて思った。

見た目だけだと、石油由来の成分が流れ出したような、人間の仕業のような景色も、もしかしたらセイタカアワダチソウという植物と、大雨と落雷の仕業かもしれないと思うと、自然って不思議なことだらけだなと思う。写真には残していない、撮っていたとしても伝わらないであろう、不思議な景色と経験だった。

そんなこんなで無事ご飯も食べ、お風呂にも入り、息子を寝かしつけてこの記事を書いている。なんだかんだ2時間もかかってしまった。いまの自分では1時間に1000文字ちょっと書くのが限界の様子。

そして今日は、寝かしつけながら少し寝落ちもしてしまい、何をテーマに書こうか決められなかったため日記にしてみた。

久々の日記。でも脱線部分に書いたように、日記を書くことでの気づきもある。(本当はもう2つ3つ、脱線したい内容もあった)
それくらい、日々感じていることや考えていることがあるのだろう。それを忘れているのであって、思い出して、残してあげることができるのが日記の良いところ。

自分のためにしかならないような文章になったけれど、たまには日記も悪くないなと思う。

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