見出し画像

幸も不幸もすべては「捉え方」次第かもしれない。物事それ自体に善悪はない。

「捉え方」について考えたことが今年一番の学びであり、よい1年にしてくれたのでnoteにしておく。

「捉える」にはたくさんの使い方や意味がある。

・獲物を捉える
・写真で捉える
・特徴を捉える
・姿を捉える
・物事を捉える
・意味を捉える

何かを掴み離さないというような物理的な意味もあるし、物事をどう受け取るか、どう理解するかと言うような意味もある。

今回のテーマ「捉え方」は物理的な意味ではなく、物事に対しての理解の仕方という意味での「捉える」について。

捉え方を学び、意識したからこそ今の状態があると強く思うので意識したポイントなどを書き留めておく。

なぜ「捉え方」なのか

これはストア派哲学の考えの一部で、捉え方を考える上でまず知っておきたい言葉がある。

「物事それ自体に善悪はなく、その物事をどう理解するかが善悪を決めるのである。」

エピクテトス

この考え方がとても大事で、目の前で何が起きたとしてもそれ自体に私達の人生にとって善悪はない。目の前の出来事に対して自分がどう反応するか、どう理解するかが重要なのであると。

例えばあなたが仕事で大きなミスをして上司や取引先にこっぴどく怒られたとしよう。

その事自体をどう捉えるかで、その後のあなたの振る舞いは180度変わるはず。

もしあなたが
・自分はこんな仕事もできないのか
・もしかしたら信頼を失いこの先昇進できないかもしれない

こんなふうに悲観的に捉えてしまうとありもしない不安や、その後上司の顔を伺うようになってしまうなど。自分が望まない振る舞いになるかもしれない。

対して、
・この失敗でもう二度と同じ失敗をしなくて済む
・今回は失敗したけど、この失敗を上回る対応で信頼を取り戻そう
・大きな失敗は、大きな成功をできる人にしかできない

というようにある程度楽観的であり、今後の成長や幸せに目を向けた捉え方をできてればどうだろう。物事が起きた後の結果が全く違うとは思わないか。

自分の成長を望んだり、人生の幸せを願うのであれば捉え方について捉え直す機会はあっていいんじゃないかと思う。

人間は目の前の出来事に素早く反応してしまうが、そこで一旦落ち着き事実そのものを受け止める。

そして、事実をどう解釈すれば自分の在りたい姿と重なるのか。事実をどう捉えれば今後の成長につながるのか。そのように考える。

今年はいろんなことを経験したけれど、うまく捉え直すことで前を向いて歩めている気がする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?