大倉喜八郎 進一層館【多摩のアガる建築#3】

画像1 東京都国分寺市の東京経済大学にある大倉喜八郎 進一層館(Forward Hall)。東京経済大学図書館として、「図書館建築のパイオニア」鬼頭梓によって設計され、1968年に竣工しました。訪れたのは2021/2/14。
画像2 竣工の1968年に大学図書館としては初めて日本建築学会賞(作品)を受賞した建物。屋内を見学していませんが、天井高が4メートルもありながら柱が一本もない斬新な構造を持っています。2005年にはDOCOMOMO JAPAN 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定。
画像3 入口から見ると水平が強調された単層の建物に見えますが、はけ(国分寺崖線)に向かって傾斜のある地形に合わせて建てられており、地上1階地下2階建となっています。
画像4 2014年の新図書館の完成に伴い改修され、「大倉喜八郎 進一層館」と改称されました。2017年には東京都選定歴史的建造物に選ばれた多摩の貴重な歴史的モダニズム建築の一つです。
画像5 SONY RX100M5 Vario-Sonnar T* 1,8-4,9/8,8-25,7

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