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コミュ力シリーズ#6


ステップ3 相手とよりよい関係になるには
先ほどまでの二つのステップを踏むことによって、あなたは関わりやすい人になったはずです。最後の三つ目のステップでは、より良い関係を築くにはどうすればいいかを考えていこうと思います。

相手をの良い部分を考える
まず重要なのは、相手の良い部分を考えるということです。自分が、加点方式で評価されたいと感じるのであれば、それを相手にもしてあげることが重要です。
「相手にそうして欲しいと思うのであれば、自分が率先して相手にやってあげましょう」
そのためには、相手の欠点ではなく、利点。悪い所ではなくいい所を多く見つけて、相手に伝えてあげることが必要です。
自分だけが、人生を楽しく生きたいというのは、結局はあなたを不幸にします。自分の周りにいる人たちと一緒に幸せになることを第一に考えましょう。
相手も馬鹿ではありません。あなたより学歴が低くても、あなたよりできる強みを持っていて、更には相手も、あなたが相手側をどう見ているのかを敏感に察知しています。
あなたが闇を見ているということは、あなた自身もまた闇に覗かれているのです。
そのため、相手と友好的な関係を築きたいのであれば、まずはあなた自身が友好的な態度を取るべきです。
そのようにすれば、自然と相手側もあなたに協力してくれたり、寄り添ってくれたりと良い関係を築けるようになるのではないでしょうか。

やさしくない嘘はつかない
コミュニケーションの場では、必ずしもすべてを包み隠さずいうことは推奨されません。時には嘘も必要です。しかし、その嘘も毎回ついていたり、やさしくない嘘をついたりすることをすればあなたの信用はどんどんと下がっていってしまいます。
例えば、「相手の話が長いな、もう飽きたな」と思っても、「相手はきっと他の人には中々話せなくて自分に話したいことがあるんだな、しょうがないもう少し聞いてあげよう」というマインドに変換して、うなずきながら相手の話に耳を傾けてあげるような優しい嘘は必要です。
しかし、相手をだましてお金やものを奪い取ったり、買ってもらったりするような嘘をつくことはやめましょう。その時は良いかもしれませんが後々、相手との関係が悪くなることが考えられるので、相手の利益や気分を害さない優しい嘘を心がけましょう。


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