見出し画像

”子ども先生”に学んだ12のこと

1歳半の息子と接していると育児は、仕事,生活,人生に活きる学びに溢れているなー」と常々感じます。そんな子ども先生”から学んだことをまとめてみました。「12のこと」と書いてはいますが、きっとこれから、もっと多くを学ぶんだと思います。

1.日々成長,変化すること

子どもの成長速度は本当に早くて、日に日に出来ることが増えていきます。僕自身も、日々成長を感じられているだろうか?現状にあぐらをかいて変化を拒んでいないだろうか?と考えさせられます。

▼すくすく育ち、全長10mになった子ども先生▼

画像1


2.好奇心にまかせて学ぶこと

息子にとって世界は不思議に溢れていて、日々新たな発見に出会い喜んでいます。学ぶことに「辛い」というイメージを持つ人も多いと思いますが、学びは本来、好奇心に任せて楽しむものなんだなーと感じます。

▼タンポポの綿毛が不思議で、ヨダレ垂らす子ども先生▼

画像2


3.いつも自由に楽しむこと

息子にとって、楽しむことは息をするように当然のことです。彼の自由を制約するものは、彼自身の中には存在しません。大人にとって、仕事を楽しむことは、なぜこんなに難しそうなことになってしまったのでしょう?

▼ずぶ濡れ構わずバシャバシャニコニコな子ども先生▼

画像12


4.自己主張を厭わないこと

息子は自分の欲求に忠実で、それを大きな声で、時には泣き喚きながら主張します。僕は自分の意見を言うとき、必要以上に遠慮してるのかも?もっと自分を信じてあげていいのかも?と思わされます。

▼要望が通らず、全力で反対運動を展開する子ども先生▼

画像3


5.常識にとらわれないこと

息子に常識は通じません。だからこそ時々「その手があったか!」と驚かされる行動をしたりします。僕たちが無意識に縛られている常識を疑ってみることで、新たな可能性が開けそうです。

▼朝から想像の斜め上を行く寝ぐせをかます子ども先生▼

画像4


6.まずやってみて、工夫すること

息子は初めて見るものも、躊躇なく、まず触って確かめます。触ってみて、いろいろ工夫しながら自分なりの楽しみ方を見つけます。大人になって、初めての事をやる前には、あれこれ考えるようになりました。やってみないと分からないことも多いはずなのに。

▼初めての桜。花びらにまみれて喜ぶ子ども先生▼

画像5


7.分け隔て無く接すること

息子にとって、他人はみんな「友達」か「これから友達になる人」で、誰でも分け隔てなく接します。僕自身はどうだろう?年齢,性別,国籍,信条や肩書で無意識にバイアスをかけて人と接していないか?反省します。

▼ブタさんとの対話に余念がない子ども先生▼

画像11


8.かわいいが最強であること

我が家の主導権は息子が独占していて、その影響力の源泉は、可愛さにあります。人は可愛いものに弱いものですね。僕自身も(だいぶ質は違うけど)どこか可愛げのある大人でいたいものです。

▼目をキラキラさせてイチゴを欲しがる子ども先生▼

画像6


9.人は存在するだけでありがたいこと

息子は家庭の運営に貢献してはいません(むしろ世話がかかります)が、間違いなく大切な存在で、いてくれるだけでありがたいです。役に立つことは尊いけど、役に立たなくても、人はみんな生きているだけで意味があるんだなーと思います。

▼すやすや眠ているだけで周りを幸せにする子ども先生▼

画像7


10.自分に忍耐が足りないこと

息子が食べ物をわざと床にぶちまけたりすると、反射的に声を荒げてしまう自分がいます。僕はどちらかと言えば温厚な方だと自認していましたが、忍耐不足に愕然とします。精進します。

▼また悪いことを企んでいる子ども先生▼

画像8


11.相手は自分を映す鏡であること

「ありがとう」と「ごめんなさい」をちゃんと言える人になってほしいと思います。子は親の振る舞いを真似て育つのだから、まずは僕が日頃から「ありがとう」と「ごめんなさい」をちゃんと言うことから始めようと思いました。

▼あなたの方こそどうなんですか?と問う子ども先生▼

画像9


12.人生の優先順位は変わること

息子が生まれるまでは、僕は自分のやりたいことが第一でした。でも生まれてからは、息子第一になりました。他を我慢している感覚ではなく、大切なものの順番が自然と変わったんだと思います。でもきっと、優先順位がまた変わる日が来るので、僕自身の道も大切にし続けたいです。

▼この子を守りたいという親心をくすぐる子ども先生▼

画像10


「先生」はどこにでも

子ども先生から学んだことは、どれも大人がいつの間にか失ってしまったことのように思います。それらを取り戻して、もっと自由な存在になりたいものです。
「先生」とは「先に生まれた人(=年上)」を意味しますが、僕にとっては「先まで生きる人(=年下)」も先生です。自分の子どもに限ったことではなく、年上も同年も年下も、みんな学ぶべきところがある「先生」。そう考えたほうが、(年を重ねるほど年上が少なくなる中で) 学ぶ機会に生涯恵まれるなーと思います。

▼ちなみに年上の先生(祖母)から学んだことはコチラ▼


嬉しくて鼻血出ます \(^,,^)/