今週思ったこと vol.2

GWが終わって一週間経つと、自然と5月も折り返し地点を通過していて、5.5/12が終わったと考えるだけで1年の速さを感じる。

僕は仕事で色んな方に取材をさせていただくことが多いのだが、今週の取材はこれまでとは違う視点、事業を長く続いているお店や企業の代表に取材をさせていただいた。
話を聞く前に下調べをするものの、企業概要以外に情報があまり見つからず行き当たりばったりになるのかと変に腹を括って取材に向かった。

話を進めるにつれて、店長や社長の話は止まらなくなる。情報を聞き逃さないように集中しているとあることに気付いた。

それは、無意識化で行動できていることが何より大切であるということ。

一代で築き上げた方、4代目として事業を継承した方も日頃の行動が、何から生まれたことなのかを意識的には処理をしていない。
気付けばやっていた。自然といつもそうなっている。
そんな感じだ。

初めたばかりの頃は1つ1つを意識していたのだろうけど、15年以上も続けていると、いつも右足からお風呂に入っていると同じぐらい無意識的なものになるようだ。

インタビュー後に雑談していると
「話すことで日頃あまり意識していなかったことに気づけました。言葉にすることで次の世代や、今の組織にも意図が伝わりやすくなる。だから、もっとこういう話をしていこうと思えました」と皆さんが同じ事を言っていた。

言語化にフィーチャーした本が出るように、日頃の行動や考えを言葉にするというのは難しいのだ。
そして、言葉にすることが人間が続いていくことには欠かせない能力なのだ。

なぜなら、無意識で起こることこそが何かを成功させる鍵だからだ。

これまでは「見て盗め」なんて言われていたけれど、それでは未来に繋いでいけない時代になった。だからこそ、1つ1つを言葉にしていく必要がある。

少しでも気になったことを自分なりの言葉でSNSや手帳にメモしておけばいい。
たったそれだけが未来を変える種になる。

そう思った1週間でした。


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