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7月14日 レンジ上抜けの兆し

こんばんは、リバーです。
7月限オプションは、結局プラスで終えたものの、途中に仕掛けたプットが余計でした。
8月限もしっかりプラスで終えれるよう頑張っていきたいと思います。

今日の日経平均

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出典:Kabutan

先週末の米国市場が株高となり、それに好感して日経平均は大幅反発しました。
しかし、セクター別で見れば好調を続けていたハイテク株が利確の売り圧力に押されています。

値上がり219銘柄、値下がり6銘柄、変わらず0銘柄でした。

新型コロナウイルス治療薬

先週末の米国市場を活気付かせたのは、ギリアド・サイエンシズなどが研究開発を進める新型コロナウイルス治療薬やワクチンへの期待でした。

他方で、日本が誇るアビガンは藤田医科大による研究によると、有効性は示されずとのことでした。
しかし、アビガンを飲まなかった患者33人に比べて飲んだ患者36人のウイルスが消えやすいかどうかなどを評価したとのことですから、症例は少なすぎる気がします。

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出典:Answers News

この研究レースを勝ち抜くのは、どの企業か。気になります。
特に、大統領補佐官や国防長官を歴任したドナルド・ラムズフェルドが代表を務めていたギリアドがC型肝炎治療薬などに次いで独占してしまうのか?気になるところです。

株価はこの話題で一喜一憂するかの如く、動きますが、私は報道を参考にしますが、買い入れるつもりはありません。

TeslaとNetflix

Tesla(TSLA)

遂にウォーレンバフェットを超える億万長者となった天才イーロン・マスクが代表を務める自動車製造業者です。
イーロン・マスクと言えば、テスラのイメージですが、実はPayPalの前身であるX.comの共同設立者ですし、実力は本当に天才と言っていいと思います。
Appleのスティーブ・ジョブズの様に世界を引っ張る天才になるかどうか期待大です。

数年前には、未熟な自動運転システムによる交通事故が多発し、勢いがあるが買えない企業でした。
しかし、2019年10月から一転し、250ドルから1500ドルに駆け上がりました。(ITバブルみたい)
遂にはS&P500に含まるかどうかという話題により、更なる買い仕掛けがあることから、上昇が止まりません。
もし、本当にS&P500に含まれるとすれば、指数連動型ETF運用ファンドは強制的にテスラをポートフォリオに含めることとなり、株価はまた押し上げられます。その時が、本当の天井でしょうか。

Netflix(NFLX)

皆さんご存知のオンラインビデオレンタルのサブスクの先駆者で、FAANGの一角を担います。
新型コロナウイルス対策であるロックダウン中に、自宅で映画やドラマを観て過ごす人が多く、会員数を倍増させました。
前々からNetflixの勢いは凄かったのですが、会員数の高止まりが近く、収益を増加させる策は月額の値上げしかないのでは?などとささやかれていた中でのコロナ渦でしたので、Netflixにとっては不幸中の幸いです。

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Amazon primeは、この内のどれだけが動画サービスを利用しているか不明であるため、対比するのは難ありです。しかし、おそらく、日本においてはこの様な様子なのは間違いないでしょう。
Netflixでしか観ることができないNetflix限定動画のクオリティは高く、ドラマの数もAmazon primeを凌ぎます。
いつのまにか、Huluの影は薄くなり、Netflixの独り勝ちな気がします。

株価はここ2ヶ月で200ドル上がっており、バブル化していますので、私はまだ手は出しません。が、虎視眈々と狙っているのは事実です。
動画サブスクは、NetflixとDisneyで決まりでしょう。

明日の日経平均

今晩、JPモルガン(JPM)の決算発表を皮切りに米国の金融機関の決算が発表されます。
まぁ、悪いのは皆分かっていることで、市場は織り込んでいます。が、注目したいのは先の見通しで、第3四半期の営業利益です。
私、JPモルガンの個別株をかなり保有していますので、非常に注目しています。
他の金融機関においても、隙があれば買い入れ買い増しを行い、今元気ではないが、先のある企業を買い込みます。

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出典:Kabutan 

日経平均は、米国市場の影響を受けているのは間違いありません。
また、最近継続して形成しているレンジの上限を試そうとしているように見え、レンジブレイク目前と考えます。
短期的な目標は23,000円とします。


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