見出し画像

5月25日 盛り上がらず、停滞する相場

こんにちは、リバーです。

緊急事態宣言が解除されてから、初めての本格的な週末は、商業施設に向かう車で道路は大渋滞し、その商業施設にはGW並みの人出でした。

私は、ATMに行っただけですが、あり得ないくらい並びました。

5月第3週の日経平均

画像1

出典:Kabutan 

月曜18日、日経平均は前週末比96.26円高の20133.73円。米中対立に懸念が強くなってきたもの、経済再開期待され世界的な株高でした。

火曜19日、日経平均は前日比299.72円高の20433.45円と3日連続続伸。米国で新型コロナウイルスワクチンが良い実験結果をもたらしたことが好感されました。しかし、着々と始まる経済活動による第2波の到来や、米中対立の懸念が払拭されず、上値を追う場面はありませんでした。

水曜20日、日経平均は前日比161.70円高の20595.15円となんと4日連続続伸。しかし、19日の米国市場でNYダウは4日ぶりに▲390ドル反落。新型コロナウイルスワクチンの話題による熱が冷めた様でした。日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開くとの発表や米政府高官が米中通商合意の維持を示唆したことにより、日経平均はプラスに落ち着いていました。

木曜21日、前日比▲42.84円の20552.31円と、日経平均は反落。寄りこそ、経済活動再開への期待やFOMCへの好感によって高値でした。しかし、前場引けから、大引けにかけては20,500円を底として推移しました。他方、マザーズは好調をキープしていました。

金曜22日、前日比164.15円の20388.16円と、日経平均は続落。じり下げ相場でした。中国政府は香港を巡る国家安全法の導入を計画しており、香港市場の混乱が警戒されました。これにより、日経平均は5日MAを割ってしまいました。でも、まだ5日MAと25日MAは上向きをキープし、ボリンジャーバンド+1σをキープ。

上昇トレンドは継続

私は、現時点ではまだ上昇トレンドの継続と見ています。

何故なら、テクニカル面では、まだ5日MAと25日MAは上向き,ボリンジャーバンド+1σをキープしていますし、新高値銘柄数は新安値銘柄数を上回っており、ストップ高銘柄もまだ多く、市場の勢いは未だ途絶えていません。

画像2

出典:世界の株価

また、安易な考えですが、日足チャートのリズム的にこんなものでは?と思っています。

画像3

出典:楽天証券

レイ・ダリオ氏、経済大国アメリカの衰退を予言

画像4

ブルームバーグに掲載されていた記事の紹介です。

私の思い描いていた未来とは180°違う意見です。

私の思い描いているアフターコロナの世界は、経済大国アメリカは今までの様にガンガンと成長を続けることは不可能でしょうが、じわじわと成長を続けると考えています。

対する、中国は、新型コロナウイルスの責任について賠償義務は無いかもしれないが、知らぬ存ぜぬでは世界から孤立してしまうと考えています。アメリカや欧米諸国は中国に対して、合計220兆円と途方もない額の賠償金を要求しています。流石に応えられない額でしょうが、今の態度では溝が深まるばかりです。

また、EUにも綻びが生まれており、解散してしまうと考えています。今回のコロナ禍でEU諸国は互いに助け合うことはなく、一部の国は中国の支援によりギリギリ保った様で、EUに対する不信感を強めています。かと言って、中国になびく国は出てこいないと考えています。

しかし、レイ・ダリオ氏は、米国が今はそれほど強力な帝国ではなく、相対的に衰退しつつある一方、中国が急速に台頭しており、他国を寄せ付けていないと述べています。

ん〜〜〜、世界各国が脱中国を進める中、孤立していく中国が他国を寄せ付けないほどになるのか?疑問ですね。

明日の日経平均

金曜の米国市場は、週明け月曜が休場であり、利確売りが目立つと考えられていましたが、ハイテク株が好調であったため、上昇しました。しかし、NYダウはキャタピラーとジョンソン・エンド・ジョンソンの下落が響いき下落です。

明日の日経平均は、米国市場が休場であることが影響し、あまり盛り上らず、特段大きな値動きは見せないと考えています。

そのため、想定レンジは前日比±300円の20,100円〜20,700円です。

よろしければサポートをお願いします!サポートいただいた費用は、記事作成活動に当てていこうと考えています。