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4月第3週 振り返り 「株だけ強い」

こんにちは!リバーです。
金曜日は「緊急事態宣言」によって、仕事はバッタバタ。結局、相場を見る余裕など皆無。

土曜日以外は毎日投稿することを目標としておりましたが、遂に潰えました。

今週の日経平均と来週の日経平均

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出典:楽天証券

日経平均は、三角保合を上抜けました。
今後の展開は、前までの上値抵抗線を、下支えとして上昇トレンドを構成するか、上値を抑えられ三角の内側を移動し再び下値を試すか。
このどちらかだと考えられます。

暴落後の相場の定石は、政府の政策による期待上昇と悪い指標などの現実を見て下落を繰り返しながら、下値を切り上げて上昇していくものです。
この定石が体現されるのか要注目です。

また、今週の上昇は、米国市場に引っ張られた事が大きな要因でしょう。

ダウやS&P500を見ていると、コロナ収束後を織り込む動きを見せてます。ですが、日本はやっぱり出遅れています。

従って、来週の日経平均は、上昇が来るか来ないかの判断をしながら見ていきたいと考えています。
GWに突入していく再来週は、投資家の一旦キャッシュポジションに戻す動きが予想され、期待できませんので、来週に20,000円台へ回復するチャンスがあると考えています。
ですから、予想レンジは19,000〜20,000円です。

中期的な相場予想(年内)

米国市場は、トランプ大統領は9月に控える大統領選挙に向けて、自身の功績として主張したい好調な市場をもう一度見せるべく、経済活動を再始動させたくてウズウズしていますし、何らかの施作や発言をするなどトランプ相場はまだ続くでしょう。

だが、しかし、ところが、日本市場は米国市場に引っ張られて上がることはあっても、本格的な上昇はまだ先の話でしょう。
これは、リーマンショック後の動きと同様で、政策の失敗が長期低迷相場を呼ぶ可能性があります。

以前にも述べましたが、この様な危機的状況に行うべき政策は、「迅速」「的確」「手厚い」の三拍子揃っている必要があります。

支給は5月だとか言っている日本政府の政策は失敗です。

麻生財務大臣、また失敗ですか。同じ失敗を2度とくるとは私は思っていませんでしたよ。
いくら血筋が良くても、いくら勉強ができても、政府は的確な舵取りができない人間が居てもらっては困ります。
大久保利通、吉田茂、佐藤栄作、岸信介の親類で、血筋の良い、安倍晋三内閣総理大臣、麻生太郎財務大臣ではなく、実力者にこの日本を引っ張って貰いたい。
これは単なる政治批判ではなく、私の愛国心故の発言です。

とにかく、日本市場においては、長期低迷相場が訪れることは考えておいた方がいいでしょう。

長期的な相場予想(5〜10年)

① 米国市場の長期上昇トレンドは終わらない。

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米国市場は、全世界の投資家が資金を投じている世界最強最大の市場です。

この何十年も上がり続けている市場の長期上昇トレンドが、金融危機ではないコロナショックで終えることはないと考えます。

この長期上昇トレンドが終えるには、アメリカ国家がどうにかなるか、金融世界が崩壊するか、それくらいの出来事が起こってしまわないと有り得ないと思っています。

ですから、2番底を待たずに米国株を買って、高値掴みとなったとしても、結果的には利益が出てくるでしょうし、ドルコスト平均法を実行すれば、資産は増えるでしょう。

② いずれインフレーションが起こる

今、全世界の国家や中央銀行が、量的緩和や利下げ、また財政出動を行なっています。

中央銀行が、紙幣を刷れば、貨幣の価値は下がります。それにより、インフレーションが発生します。

国家は、国債を発行していますが、いずれは国家財政の黒字化政策を打ち出し、インフレーションを発生させて、国債の実質価値を下げて解消を図るでしょう。

今のうちに、金・銀・プラチナなどの貴金属や、株式などのインフレーションに強い資産を持ちはじめ、その量を増やしていくべきです。

③ 原油は今が歴史的底値圏、いずれは元に戻る。

今、世界各国の経済活動が停滞しており、需要は30年ぶりの水準に低下しています。

対して、OPECプラスではやっと減産が決まりましたが、供給過多になるのは間違いなく、原油価格はぐんぐんさがっています。

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出典:トレーディングビュー

世界には、原油に頼っている経済を持つ国がいくつか存在します。

国際通貨基金(IMF)によると、国の財政収支が均衡する原油価格はサウジアラビアが1バレル83ドル台。ロシアが予算で設定した水準は42ドル台です。

つまり、サウジアラビアにとっても、ロシアにとっても、今現在の水準は非常にマズイ。

アメリカも例外ではなく、ここ最近シェールオイルで成長をしてきたアメリカでは、南部テキサス州を中心にしたアメリカのシェールオイル業界は1バレル=50ドル前後が採算ラインであり、今現在の水準は非常にキケン。

実際に、シェールオイル会社が1社破産手続を開始しています。

このことから、それぞれ各国にとって心地の良い価格を目指して、原油価格を操作してくることが予想でき、最低でもロシアの42ドルまでは上がるのでは?と考えてよいでしょう。

また、電気自動車が流行っていますが、グローバル社会を支えるトラック・航空機・船舶には、原油は必要不可欠ですし、原油の需要が無くなるなどということは考えづらく、少なくとも1世紀は大丈夫ではないかと考えています。

今のうちに、 原油価格連動型ETFや、原油を主に扱う個別銘柄株の買い増しを行い、その量を増やすべきです。



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