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4月9日 底は硬い。SQは19,000円台か?
こんばんは。リバーです。
今日は思わぬ出来事がありました。
奈良公園から3キロ以上離れた場所で、鹿🦌とばったり出会しました。
奈良町は日常から鹿が見れますので、耐性は相当強いはずですが、さすがの奈良県民も驚きの出来事です。
コロナウイルス対策の外出自粛により、奈良公園界隈の人通りや車通りが激減したことにより、鹿が、悠々と遠出できてしまったのでしょう。
思いもよらぬところで、外出自粛の影響を感じました。
今日の日経平均
出典:Kabutan
日経平均は4日続伸です。
ロイターによると、短期筋の海外勢の買い戻しが入った様です。
ゴールドマン・サックスは日本の4〜6月GDP予想を従来予想の▲7.2%から▲25%に下方修正しましたが、これは織り込み済みらしいですね。
本日は、昨日に引き続き半導体セクターが強く、売り込まれていたJALとANAが大きな上昇を見せました。
これで、ANAを20万円で購入の夢が潰えました。
安値は切り上げている
出典:Kabutan
株価チャートというものは、後で底や天井がどこなのかが分かるものです。
恐れていた2番底は既につけている可能性があり、実際、安値は切り上げており、短期,中期的上昇トレンド入りし、今後「不景気の株高」が発生する可能性があります。
「不景気の株高」とは、景気が後退して景気刺激を目的に金利が低下し、行き場のない資金が株式市場に流入することで価格が上昇する相場。もしくは、すでに景気は落ち込み、すでに不景気は十分に織り込み済みで、むしろ先行きの回復を先取りし、上昇する相場を指します。
強欲VS恐怖 持たざる恐怖と持つ恐怖
今、世界中の投資家は2つの感情を抱いていると言えます。これは皆さんも同じでしょう。
一つは、コロナショックは1つの大きなリセッションであり、株価が持ち直すかもしれないという予測。
リーマンショック後、米国市場などでは強気相場が長期間続いてきました。その感覚に慣れている投資家たちは、誰も、一生に一度の買いの機会を逃したくはありません。これは、「持たざる恐怖」です。
もう一つは、コロナショックが記憶や記録にある限り最悪の経済危機であり、長期景気低迷が起こるかもしれないという予測。これは「持つ恐怖」です。
人間である以上、感情なくアルゴリズム売買は難しく、持たざる恐怖と持つ恐怖との狭間でトレードを行いますから、方針は変動します。
しかし、現在主流のAIは感情を持たず、アルゴリズムに沿って売買を行いますので、方針は一定を保たれます。
どちらが良いかは分かりませんね。
AIは、損と判断すれば、徹底的に売りを入れます。それがコロナショック時のあの急落スピードを産んだのでしょう。
投資を生身の人間では絶対に勝てない世界へと変えてしまっている点、非常に不愉快です。
私の個人論評はさておき、いずれにしても、市場はこの2つの感情により、揺れ動いていると言えます。
この揺れ動きから解放されるには、徹底して安値でETFの買いをするしかないでしょうね…
明日の日経平均
中身は伴ってはいませんが、指標は良くなる一方です。他方で、実態経済は悪化傾向です。
しかし、説明しました通り、「不景気の株高」が発生する可能性があり、買い戦略を考え出しても良い頃合いかもしれません。(当然ですが、全力買いはリスク大です。やめましょう。)
近日中に、20,000円に達する可能性があること。
SQ値は、19,000〜20,000円である可能性が高いこと。
これを考えつつ、市場を見ていきたいと考えています。
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