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7月7日 SQに向け、もう1波乱

こんばんは。リバーです。

私はこれでもファイナンシャルプランナーです。毎月FP協会から、会報誌が送られてきます。
この内容に大きな疑問を抱いています。必ず、iDeCoやNISAを取り上げては、資産運用をしましょう!と言いたい様です。
しかし、名の通った個別銘柄を買えば良いのか。投資信託やETFを買えば良いのか。何をすれば良いのかを全く書いていないのです。
私は、はじめて株式投資を始めた時、有名な銘柄ばかりをNISA口座で買い入れていましたが、1年後の結果はマイナスでしたので、余計に疑問を抱くわけです。
具体的には、示せないにしても、株式市場の荒波に誘うのならば、羅針盤くらい渡してくれても良いでは?と言いたいです。

今日の日経平均

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出典:Kabutan 

NYダウ先物や中国上海総合指数が上昇し、その流れを受けて日経平均も急騰しました。
5分足を示していますが、陽線が目立ちます。断続的な買い入れが続いたのでしょう。
でも、誰がここまで買い入れを行ったのでしょうか。または、売り越していた投資家の買い戻しが入ったのでしょうか。また、日程的に、米国市場は連休中ですから、海外投資家は不在なはずです。彼らの売り圧力が無かったのが幸いだったのでしょうか。疑問です。
値上がり220銘柄、値下がり4銘柄、変わらず1銘柄でした。

ETFの分配金充当用の売り圧力

ETF(上場投資信託)は、分配金支払基準日は7月8日と10日が多く、各銘柄の権利落ちのタイミングで先物を買い建てて再投資を行い、分配金を支払う際にその先物を売るのが一般的と考えられています。
その分配金を充当するために、ファンドは運用している資産の一部を売却します。その規模は、市場推計では約7000億円と言われています。
これは市場参加者は意識していますので、7月8日と10日には買いは控えられるでしょう。

資産運用の基本的はポートフォリオ

私は、資産を株70%(米国株40%,日本株30%),金10%,定期預金10%,現金・オプション取引資金10%になるように資産を配分しています。
本当は、債権や金以外コモディティを足し込むと共に、株式の細分化を図るべきかな〜と思っています。
株式を取り柄げれば、米国株はNYダウ工業株30種を中心に毎月買い入れを行なっていて、日本株は旧財閥株を中心に狙っている株が想定する安値に達した時に買い入れを行なっています。
しかし、現在買い入れているのは個別銘柄ばかりです。でも、これはなかなかシンドイです。個別銘柄全てをチェックしなければいけなくて、毎週一回程度確認してしなければいけません。
これは、株式投資が趣味と化している私は可能ですが、そんな事やってられない!という方が大勢ではないかと考えます。

そういった方にオススメなのが、ETFです。

①1321 日経225連動型上場投資信託(日本株)

②2516 東証マザーズETF(日本株)

③VOO バンガード・S&P500 ETF

④SPY1557 スパイダー S&P 500 ETF

⑤↓画像

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⑥1540 金の果実

などです。

これらのETFに資産を配分する事により、市場ごとセクターごと商品ごとに資産を配分することができ、後はファンドが運用を行なってくれるという事です。
これが最も簡単で確実なポートフォリオの組み方かな〜と考えます。
後は、自分がどれだけのリスクを負うことができるかを考えてみてください。

明日の日経平均

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出典:Kabutan

本日日経平均は、25MAを回帰しています。が、まだまだボックス相場を抜け出したとは言えず、どちらに抜け出すかは分かっていません。
しかし、言えるのは8日と10日に強烈な売り圧力がかかってくると言うことです。
また、値上がり銘柄数がついに200を突破しました。感覚的にはかなりの過熱感があるように思えますし、これは短期的には天井となる可能性も考えておきたいと考えています。

いずれにしても、SQまでのシナリオは、
7日→売り圧力を警戒した買い控えと売り仕掛け
8日→ETF運営ファンドの売り7000億円(第1波)
9日→売り圧力を警戒した買い控えと売り仕掛け
10日→ ETF運営ファンドの売り7000億円(第2波)
です。
10日の寄り付きがSQですから、第2波の売り圧力は直接的に影響を受けることはないでしょう。
しかし、8〜9日にはもう1波乱があってもいいように思います。
よっぽどの事がない限り、23,000円を超えてくることは無いと思いますので、短期的な高値付近で売りを入れておいてもいいかもしれませんね。

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