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競争

何でもかんでも都内がいいの?
と問いかけておきながら、課外活動をやるために僕は週1程度上京している。

そんな生活が始まって2年が経つ。
さまざまな経験をさせてもらったが、都内はとにかく刺激的だ。自分の経験はまた違う機会で記すとして、有名企業の本社は多くが都内にあり、日々様々な構想が練られている事実がある。そんじゅそこらで企画会議だ飲み会だと、周りに目を向ければ多くの出会いがある。そこでは人と人とが自分の経験や感性をバチバチにぶつけ合う競争が繰り広げられていたりする。そんな学びが転がってる都内が僕は好きだ。

また都内で何より驚いたのは、“周りの人々から聞いていたことや学校で学んだことと違う”ことばかりだったことだ。
その中で特に驚いたことは生活面だった。
意外と埼玉の田舎と物価が変わらない、むしろ安いものも多かったのだ。
地価はもちろん都内の方が高い。しかし物価はあまり変わらない、これはなぜか推測してみた。

やはりここでも競争が鍵になりそうだ。
まず田舎は店が少ない。そのため少し価格が高かろうが生活に必要なものは売れる。
その点、都内は店が多い。通りを挟んで同じ業種の店が2店あることも珍しいことではないのだ。すると必然と客の奪い合いの競争が生まれるのだ。
既製品を扱うスーパーではこの競争を勝ち抜くのに価格勝負となることが多い。
一方、飲食店は味などのオリジナリティによる勝負となることが多い。
これは都内での何よりの気付きだった。

こんな話ばかり都内在住の友人と話すのだが、「学校の先生曰く、…」と返されることも多く、そこに教育の差を感じたりもしている。

今後、僕が都内に住むかを検討する上では、“高い地代を払ってでも競争が日々勃発している都内に身を置く価値を自分が見出せるか”になるのかなと思うこの頃である。

(またまたみんなのギャラリーより画像をお借りしました。)

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