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【未来医療⑩News】ロボットリハビリ、スマートウォッチでCOVID19感染検出などなど

ごきげんさまです。喜業家つぼです。
喜業家つぼのヘルスケアニュース何卒よろしくお願いします。

目次を読むだけでも、いろいろな技術が台頭してきていることを改めて実感します。技術を導入するのにあたっては、制度と文化とマネタイズが関係してくるので、今後どこの医療のスタンダードになっていくのだろうか?いろいろと考えさせられます。

1)アイトラッキングで自閉スペクトラム症検出

自閉スペクトラム症(ASD)は、生後18ヶ月前後で初期症状を疑われるものの、米国における診断年齢の中央値は依然4-5歳前後と、早期介入の可能性を遅らせている。米EarliTec Diagnostics社は世界中の子どもたちに利用できる、ASD早期発見のためのデジタルツール開発を進めている。

2)GAFA Next Stage

「息子に発疹が出たら、アレクサに呼びかけて皮膚科医につないでもらう。すると医師は、インテリジェント・カメラに向かって息子の腕を上げて見せるよう指示する。
その皮膚科医はおそらくアマゾンの従業員ではないだろう。(中略)
ただし医師は収入の一部を”プライム・ヘルス”(私はアマゾンが地上で最も活気があって便利なリモート・ヘルスケア・プラットフォームをこう呼ぶだろうと思っている)の支払いに充当するはずだ。(中略)プライム・ヘルスでは、体の3Dスキャンや、2020年8月に発表したフィットネス用ウェアラブルHaloを通してバイタルサインを読み取れるようになるだろう。
処方箋がアマゾン傘下の薬局ピルパックに送られ、そこからアマゾンの物流拠点にステロイド軟膏の発送が指示される。大都市圏では1時間以内に配達されるだろう」

3)3Dプリントの骨インプラント

台湾の工業技術研究院(ITRI)は4月25日、2022年のエジソン賞(Edison Awards)(4月21日発表)で、同院の3Dプリントを用いた骨インプラント「BioMS-Ti」と人工知能(AI)を用いた糖尿病性網膜症診断システム「Portable Edge AI-DR」が科学・医療部門の銀賞と銅賞を獲得したと発表した。

4)医療イノベーション国際比較

1.岸田政権の「骨太の方針2022」を実現するための課題

Integration(統合)した中核事業体なくして独立系事業体参加の機能分化、連携は進まない
医療機関がフリーに診療サボタージュできる仕組みから「かかりつけ医」制度への転換は当然
医療法人・介護サービス事業者の財務諸表データベースを最も閲覧するのは職員
医療DX推進の成功の鍵はテクノロジーではなく組織カルチャーの変革にある

5)ロボット リハビリ

生体信号・ロボット技術を利用したサイボーグ事業を行う、株式会社メルティンMMIは、2022年3月20日付で第二種医療機器製造販売業許可を取得し、2022年5月18日付で「MELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステム」のクラスⅡ医療機器認証を取得したことを同年6月15日に発表した。

6)がんセンター敷地内にホテル

三井不動産が国立がん研究センター東病院(大津敦院長)敷地内に7月1日開業する「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」が完成、がん患者や家族のニーズに応えたホテル設備が20日、報道陣に公開された。同社では「がん専門病院敷地内に民間企業のホテルが建つのは初」としており、オープンを前に外国からの宿泊の問い合わせも寄せられているという。

7)PHRサービス事業協会

個人の健康・医療データを意味するPHR(Personal Health Record)に注目が集まっている。2021年からはマイナポータルを通じて薬剤、医療費、特定健診情報など自己の医療データが閲覧可能となった。さらに、2022年6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太の方針)ではPHR推進を明記。国家戦略としてPHR活用に取り組むことを明らかにした。

8)インド 主要病院 メタバースに進出

インド・テランガーナ州の州都ハイデラバードにある病院グループ、Yashoda Hospitalsがメタバースに参入することを明らかにした。同病院グループは、メタバースプラットフォームのDecentralandにスペースを購入し、本格参入する。これにより、3次元仮想世界で医療を展開するインド初の医療グループとなる。

9)スマホアプリ型ドライアイ診断補助プログラム医療機器

猪俣武範が代表取締役を務めるInnoJin株式会社は、2021年度研究開発型スタートアップ支援事業NEDO Entrepreneurs Program(NEP)の助成事業者に採択されましたことを報告します。InnoJin株式会社はスマホアプリ型ドライアイ診断補助用プログラム医療機器の開発および薬事承認を目指し、研究開発を一層加速してまいります。

10)スマートウォッチでCOVID19感染検出

COVID-19の典型的症状は、感染から発症まで数日単位の時間差を認めることがあり、その期間における無症候感染者からの感染拡大が課題となっている。近年広く普及した活動量計やスマートウォッチから得られる生理的データの変化に基づき、無症候のCOVID-19感染を検知する可能性が注目されている。

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