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【医療AI⑩News】AIロボットアーム・救急部における画像解析AIなどなど
ごきげんさまです。喜業家つぼです。
喜業家つぼのヘルスケアニュース何卒よろしくお願いします。
救急における画像解析AIという研究、在宅におけるやへき地におけるなど様々なシチュエーションで調べてみたくなる研究で学びになります!
1)AI超音波ガイドによるロボット自動採血
採血は最も基本的な侵襲的医療行為で、世界中で年間に数十億回と繰り返されている。しかし、医療リソースが割かれる労働集約的な単純作業でもあるため、自動化により「医療者は質の高い医療行為へ集中できる可能性」がある。オランダの医療用ロボット企業「Vitestro」は、AIベースの超音波ガイドとロボットによる針の静脈穿刺技術を組み合わせた自律型採血装置を開発している。
2)AI受診相談メルプ
株式会社JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松島陽介、以下「JMDC」)の子会社である株式会社flixy(本社:東京都港区、代表取締役医師:吉永和貴、以下「flixy」)は、2021年5月にリリースした患者向けアプリ「メルプ」のAI受診相談について、各診療科の専門医グループの協力のもと、AI問診機能の開発を行ってまいりました。
その結果、AI受診相談のアルゴリズムを大幅に拡充し、ユーザーが入力する症状等をもとに、1000以上の病名・500以上の症状において、候補病名を提示する機能を実装しました。同時に、設問画面・デザインをよりユーザーが利用しやすいものに刷新しております。
3)目の動きから神経変性疾患識別
米テスサス州オースティンとイスラエルのテルアビブに拠点を持つNeuraLightは、2021年設立の医療AIスタートアップだ。コンピュータビジョンおよび深層学習技術に基づき、「患者の目の動きから神経変性疾患を識別」するユニークなアプローチに取り組む。同社はこのほど、シリーズAラウンドとして2500万ドル(約32.5億円)の資金調達に成功したことを明らかにした。
4)病理学AI
https://medical-tribune.co.jp/news/2022/0603545876/
がんの個別化医療では、がん遺伝子パネル検査を用いて遺伝子異常を検出、その結果に基づき分子標的治療の可否を決定する。しかし遺伝子検査の所要期間が3~6週間と長く、がんの精密医療では迅速な意思決定が不可欠なことから期間の短縮が求められている。横浜市立大学大学院分子病理学主任教授の藤井誠志氏らの研究グループは、Genomedia社などとの共同研究により、ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色を施した大腸がんの病理組織像からがんの遺伝子異常を検出する、高性能な検出器の作製に成功したとClin Cancer Res(2022年4月25日オンライン版)に発表した。
5)AIロボットアーム
腕の切断手術を受けた患者が用いる義肢・義手において、現在市販されているものとしては、肩部や胸部を動かして制御するもの、残った筋肉の動きをセンサーで拾い動作するもの、などがある。しかし、いずれのアプローチも「手や指を動かそう」とする直感的な脳の命令とは異なるため、動作方法の習得には専門的訓練が必要になるという課題があった。
6)AIがん診断とGoogle
前編「子宮頸がんを『AI』で撲滅へ Googleと医療機器メーカーの挑戦とは」に続き、後編となる本稿も、2021年10月開催のオンラインカンファレンス「Google Cloud Next '21」のセッション内容を基に、Googleと医療機器メーカーHologicが共同で取り組んでいる、AI(人工知能)技術に基づく子宮頸(けい)がん診断支援システムを紹介する。
7)救急部における画像解析AI
救急診療部における画像解析AI利用は、1. 診療スピードの加速、2. 同時処理可能な患者数増加、3. 診断品質の均質化、などの観点から、特に導入効果の高いものとして注目を受ける。米イェール大学の研究チームはこのほど、救急画像診断へのAI導入に関する可能性・効果・課題についてをまとめたレビュー論文を公開した。
8)保健医療分野AI開発加速コンソーシアム
厚生労働省の「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」は5月31日、6月15日に予定する次回会合で、保健医療分野でのAI利活用に関する中間取りまとめを行うことで一致した。医薬品開発でのAI活用や、保..
9)AIツールによる障害者雇用差別リスク
雇用主が、新入社員の選考や業績モニタリング、給与・昇進の決定にAIソフトウェアツールを用いる機会が増えた。しかし、これらツールには「障害者の雇用に不当な差別をもたらす可能性」も指摘されている。米司法省および雇用機会均等委員会(EEOC: Equal Employment Opportunity Commission)は、「AIツールによる障害者の雇用差別を警告し技術的支援を行う文書」を公表した。
10)乳腺線維腺腫と葉状腫瘍AI
愛媛大学は5月31日、最先端の非線形光学顕微鏡と人工知能を駆使して、従来の病理組織学的手法では困難であった乳腺線維腺腫と葉状腫瘍の自動診断を可能とする技術の構築に成功したと発表した。この研究は、同大医学部附属病院乳腺センターの田口加奈助教、亀井義明講師と同大大学院医学系研究科の齋藤卓講師らの研究グループによるもの。研究成果は、『Molecules』誌オンライン版に掲載されている。
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