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【未来医療⑨News】巡回診療オンライン化実証実験、うつ病脳内バイオマーカーなどなど

ごきげんさまです。喜業家つぼです。
喜業家つぼのヘルスケアニュース何卒よろしくお願いします。

巡回診療をオンライン化するというのは、12年前にビジネスコンテストで受賞した内容です。改めて、PEST分析ではないですが、あの時からテクノロジーも法律もいろいろと変わっているんだなぁと実感します。


1)巡回診療オンライン化実証実験

医師不足や過疎高齢化が進む地域の医療の将来を見据え、木曽町の県立木曽病院は九月から、巡回診療にオンライン診療を導入する。移動時間など医師の負担を軽減し、持続可能な医療を提供するための実証実験。十日にあった同病院運営協議会で実施方法を説明した。

2)遠隔手術社会実証試験

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、第78回日本消化器外科学会総会で、2023年7月13日(木)に実施予定の遠隔手術社会実証試験に参画し、遠隔手術支援を支える通信インフラの検証を行うことを発表した。
一般通信回線を用いて、東京と函館、約740km離れた場所で、メディカロイド製の手術支援ロボットで胃切除術の遠隔手術を行う

3)心臓リハビリ治療用アプリCaTe 4億円調達

心臓リハビリ治療用アプリ等の開発を行う株式会社CaTe(本社:東京都文京区、代表取締役:寺嶋 一裕、以下CaTe)は、2023年6月、シリーズAラウンド・1st クローズとして、国内トップティアのVCであるジャフコ グループ株式会社、国内のインパクト投資の実践をリードする東京ウェルネスインパクトファンドを共同リード投資家とし、既存株主の株式会社サムライインキュベートの運営ファンドも引受先とした第三者割当増資により、合計4億円の資金調達を実施しました。創業以来の累計調達額は5.4億円となります。なお、今秋までには、2ndクローズの追加調達を予定しています。

4)バイタルステーション

エイチティトレーディング(所在地:埼玉県さいたま市、代表:土屋 肇、以下「当社」)は、体温・血圧・脈拍などのバイタルサインを遠隔で測定できるIoT機器「バイタルステーション」のクラウド版を7月13日(木)より、地域医療DX版を2023年秋頃に発売することをお知らせします。「バイタルステーション」は遠隔診療を可能にし、医療従事者の労働環境や人手不足の改善に貢献するIoT機器です。なお、地域医療DX版における、自治体とクリニックによるDXを通じた医療従事者の効率化とコスト削減に向けた取り組みは国内では初です(当社調べ)。

5)がん放射線治療の待機時間短縮AI

がん放射線治療計画における「セグメンテーション」は、がん周囲の健常組織を放射線の影響範囲から避けるため、臓器の輪郭を描く重要なステップとなる。しかしこの工程は患者1人あたり20分から3時間を要することもあり、「がん患者における治療待機期間の延長」という問題を引き起こしている。英国民保健サービス(NHS)は、この課題に対応すべく、AI技術の導入を進めている。

6)会話音声で認知症診断AI

株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田 真、以下、エクサウィザーズ)は、認知症分野を対象に会話音声AIを活用したソフトウェアによるプログラム医療機器(SaMD: Software as Medical Device)の開発を開始することを発表します。会話音声にて簡易かつ短時間に診断に活用できることから、認知症の早期診断・治療という社会課題の解決を後押しします。23年秋までに規制当局への本格的な薬事相談を開始し、医療機器として早期の承認に向け取り組んでいきます。

7)うつ病治療 脳内バイオマーカー研究

世界保健機構(WHO)によれば、全世界で約2.8億人がうつ病に罹患しているという。抗うつ薬の治療効果が全ての患者には及ばないという課題が残る一方で、米リーハイ大学の研究チームは、機械学習技術を利用して脳内バイオマーカーを確立し、より個別化されたうつ病治療の道を拓こうとしている。

8)医療AIのやっていいこととやってはいけないこと

人間が病気では簡単に死ななくなる時代――。  医師であり、医療未来学者の奥真也氏は、『未来の医療年表 10年後の病気と健康のこと』において、人がすでに病気では簡単に死ななくなりつつあること、そして今後ますますそうなっていくのは裏打ちのある真実であると述べ、医療の驚くべき進歩を予測しています。

9)富士フィルムの医療AI開発加速

富士フイルムホールディングス(HD)はこのほど、事業変革への取り組みに関する記者会見を開いた。会見では、執行役員 ICT戦略部次長(兼 メディカルシステム開発センター長)の鍋田敏之氏が、事業のITサービス化を加速させようとする同社の戦略について説明した。

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