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「死ぬほど読めて忘れない高速読書」を読んだ!

こんにちは、中村です。


読書量と年収は比例するという名言があります。
これは、マイクロソフトの創業者である
ビル・ゲイツさんがおっしゃっていたことです。

僕の周りの尊敬する先輩方と話をしていると
毎回、面白いし知識豊富だなあと感じます。

その秘訣は、日頃から読書をしていることだそうです。

僕は小さいことからあまり読書をする習慣がなく、
むしろ活字は苦手だと感じていたので、いつかは読書しようと思い続けていましたが、さすがに社会人になって知らないことが多すぎる、
つまり読書量が乏しい、、というのも自分の中では納得いかなかったので、
オススメしてもらった本を何冊か購入しました。


しかし、日頃からスケジュールを詰め込んでいるため
後回しになってしまい、結果的に積読状態。


こんな自分でも、たくさん読書ができるようになるための
読み方のコツはないのだろうか、、そんなことを
お世話になっている先輩に相談してみたところ、
「こういう本読んでみたらいいんじゃない?」と
ある本を紹介してくれました。

それは、

上岡正明さんの「死ぬほど読めて忘れない高速読書」

という本でした。

タイトルを見て、まさに自分が求めていたものだと感じました。
もちろん、教えていただいた瞬間、Amazonを開き、即購入。

なにやら、こちらの本は
ひたすら読むスピードを鍛える速読術!といったものではなく、
高速で読めて、記憶にも定着し、アウトプットに使える読書術というものらしい。

さらに、トレーニング不要ですぐに実践でき、
脳科学を駆使した方法で、読んだら記憶に定着するという読み方を学ぶことができる。

まさに自分が求めていた一冊でした。

今回は、その要点を自分なりにまとめていきます。


速読と高速読書の違い

速読と高速読書の違いは、読者の目的にあります。

  • 速読の目的:ひたすら速くたくさん読むこと

  • 高速読書の目的:たくさん読んで記憶に定着させること

高速読書は、1冊を3回繰り返し30分で読むやり方です。
これによって、上記の効果を発揮することができます。


また、読み始める前にとても大事なことがあります。

それは、なんのために読書をするかです。

読書の目的を決める

自分がこの本から何を学びたいかというのは
目的をはっきりさせておくことで、
本をなんとなく読むよりも、欲しい情報に意識が向き、
余分な情報は読み進めることができます。

そして7冊は、似たジャンルの本を読むと
その分野で詳しくなれると書かれています。

  1. その分野の入門書2冊

  2. その分野についての本3冊

  3. 専門的な本2冊

という順番で読むと、
大体共通して書かれていることがわかるので
より深くその分野について知ることができます。


目的が明確な場合は、
本の空欄ページに箇条書きでもいいので、
簡単に書いておくと、
そのことについてのアンテナを張ることができます。

タイマーで計りながら読む

人は限られた時間の中で
集中して取り組むことができるように、
タイマーを駆使して、最初と最後が決まっていると
時間を意識するので、集中して読み進めることができます。

また、本やタイマーは机の上に置いておき、
すぐに読める環境を作るなどして、
読もうかどうかを考える時間を無くして、
すぐにタイマーをセットして読む。
というように、仕組み化していることが大切です。

読み方について

15分 → 10分 → 5分で、合計30分を3回に分けて読みます。
それぞれ1回目と2回目、2回目と3回目の間は
時間をあけたり読む場所を変えたりすると、さらに記憶定着に繋がります。

3回読むことは心を楽にする効果もあります。
1回通して読むというやり方だと、
1回しか読めないからしっかり読もうとなるが、
3回読むことを決めておくことで、読めなかったところも2回目で読めばOKとなり、心への負担が減ります。

1回目は、とにかく読み進めることが大事で、
1ページ5秒で読み、200ページあるものは15分で読みます。
300ページもあるものは、25分くらいで読めるよう
とにかく振り返らずに読むことが大事です。

そして大事だと思うところには、ドッグイヤーをつけます。
ドッグイヤーというのは、
本の端っこを折って目印をつけることです。

2回目は、ドッグイヤーを中心に読み、
青ペンでポイントを直接本に書きます。
青という色は、思考力や分析力を与える役割を果たします。そのため、記憶の定着に一定の効果があると言われています。
また、アウトプットすることも記憶の定着においては重要です。

3回目は、青ペンで書いたところを中心にみて、
ノートに具体的な行動プランを書いていきます。

ノートの書き方

左から右にかけて、下記のように記載します。

  • 左ページの左側:読書の目的

  • 左ページの右側:本のタイトルや読むのにかかった時間

  • 右ページの左側:本のエッセンス(13〜20字程度)

  • 右ページの右側:それぞれのポイントからどう具体的なアクションに結びつけるか


人間の心理で、
右側のページから目にすることが多いため、
右側に具体的なアクションを書いておきます。

アクションは、箇条書きで書いて、
書くことにあまり時間をかけないようにします。

読み方のコツ

少しスキル的なところを記載していきます。
これらを意識することで、
僕は読むスピードが2倍になりました。

漢字のみを見る

ひらがなは言葉を補う程度で、漢字のみを注目して読むと
大体の意味を自分で補えるので、サクサクと読めます。

「きょうははれてせんたくものがかわきそうです。」

「今日は晴れて洗濯物が乾きそうです。」
を比べて読もうとすると、一目瞭然ですね。

ちなみに、逆接続詞(しかし、でも)の後は、
大事なことが書いてあるケースが多いので、
そこは理解できるスピードで読むことも大切です。

つまり読み

それは「つまり」◯◯です。のつまりです。

例えば、結論から伝えるよう意識して
プレゼンテーションを行うと、
結論から組み立てたことを話すようになるので、
話がまとまった状態で伝えることができます。
読む時も同じように、
筆者がその本を通じて伝えたいこと(1つの大枠)を
念頭に置いて「つまり〜、、」と心の中で読むことで、
構造を理解して読み進めることができます。
これによって、ますます理解度が深まります。

目次とあとがきは読み飛ばす

目次に書かれていることは、
全て本文の見出しとして出てくるため、
読み飛ばしてもよいという考えです。

また、あとがきを読み飛ばすことに関しても、
書かれていることは、家族やスタッフへの感謝の言葉や
本についての結論が再び書かれていることが多いです。
そのため、読者にとっては本文を読めば十分なので読み飛ばしても問題はありません。

本のカバーと帯は見る

  1. 本の表紙

  2. 帯の裏

  3. カバーの前そで

  4. カバーの後ろの筆者のプロフィール

上記の順番で見ます。
カバーの前そでには、その本で得られることを
集約して書かれていることが多いので、
自分の目的と沿ったものなのかを確認することができます。

集中力が続かない人にオススメの読み方

なかなか集中力が持続しないという方に、
オススメの読み方があります。

1章を読み終えたら、もう1度読み、
章ごとに2回ずつ読む。3回目は通して読む
という読み方です。

例えば、1冊の本が5章で構成されている場合、
1章の1回目は3分、2回目は2分というように
2~5章も同じような時間配分で読み、
3回目は通して5分で読む。
といったように、実践しやすい方法で時間を分割して読むというやり方もオススメです。

行動することが大事

このことがとにかく大事だというのを知り、
改めて、何のために読書をするか?
目的や目標を明確にしていくことの大切さに気付けました。

読書しただけでも、達成感を得られたり知識は増えますが、
何事も、そこに行動プランがあって
実際に行動することで、人生がより豊かになっていきます。


今回学んだ、高速読書を駆使して、
たくさんの本に触れ、読書を通じて学び、
具体的に行動して、自分の人生の質を上げていきます。

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