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ズルいプレゼンを学べる教室【早稲田大学エクステンションセンター】


#探究学習がすき

プレゼン資料の作り方を習う教室はないかな?

プレゼンの教室ってどんなことやるのかな?

この記事はそんな方へ向けて書いています。


こんにちは、放送作家の村松です。

私はキャリア20年超えの放送作家として
これまで「池の水ぜんぶ抜く大作戦」「出没!アド街ック天国」「スッキリ!」
「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」「ハモネプ」など
多くの番組制作に携わってきました。


そして20年以上のキャリアで培った伝える技術を詰め込んだ講座を
早稲田大学エクステンションセンターで担当しています。

この記事では、20年以上にわたる「伝える仕事」のキャリアで学んだ、
あなたの伝え方を劇的に変えるための訓練方法を紹介します。

放送作家という伝えることのプロならではの視点で、
一般的に書籍などには書かれていないようなこともお話ししようと思います。
これを知れば
ビジネスシーンやプライベートで
あなたの企画やアイデア、表現したいことを
相手に伝えることができるようになります。



早稲田大学エクステンションセンターとは


早稲田大学エクステンションセンター(以下、早稲田大学E X T)とは?


1981年に発足
早稲田大学の研究・教育機能を広く社会に開放するための生涯学習機関です。
<公式H Pより>


本学の教授や名誉教授をはじめ、第一線の研究者実務家等を講師にお迎えし、すべての学ぶ意欲のある方へ講座を提供しています。
<広報ツイッターより>


早稲田校、中野校、八丁堀校があり、

対面でもオンラインでも学ぶことができます。


早稲田大学E X Tのプレゼン講座ってどんな内容なの?


早稲田大学E X Tで開講しているプレゼンの講座はこちらです。


・順番の技術 ー 顧客に響く「企画の作り方・伝え方」

・順番の技術 ー 伝えるスキル「構成術」の使い方

・伝えるスキル「テレビ構成術」の使い方(オンライン開講)

・伝え方の技術 ー テレビのスキル「構成術」の使い方2022夏


2019年に開講し、これまで4回しています。


次回は2023年2月に開講予定です。


講師は放送作家・村松浩介


村松 浩介

放送作家(日本放送作家協会・日本脚本家連盟所属)

神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。


テレビ作品:

「池の水ぜんぶ抜く大作戦」「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」「S☆1」「クイズ!ドコノゴハン〜舌から学ぶニッポン〜」「出没!アド街ック天国」「新美の巨人たち」など。


ライブ構成:

「清塚信也×NAOTO ミュージックガレージ」「福島フェス」など。


noteで企画や制作活動のことを中心に書いています。


講座の内容はワークショップ型


早稲田の講座は基本的に対面講座のため、
本を読むだけでは絶対にわからないコツを
学ぶことを重視しています。

簡単に言うと
「座学だけじゃない」というのがポイントです。
なぜなら講師が、座学が苦手だからです。

聞いてるだけと楽しくないですよね?
「楽しめる内容じゃないとダメ」
それが講座のポリシーでもあります。

そのため毎回、
生徒さん自身によるプレゼン形式を取っています。

プレゼンの前には
構成のメカニズムを説明し、
それをもとに、実際に生徒さんが自分で構成を作ります。

このワークショップ形式をとることで

プレゼンテクニックを自分の物にしていきます。


講座の概要とは

基本的には、講師・村松が

テレビ番組作りで学んできた構成テクニックを

お伝えしています。


テレビはプレゼン技術の宝庫です。


聞く気がない相手を惹きつけ、説明し、

最後まで楽しませるということについては

60年超の歴史があります。


子供からお年寄りまで

ターゲットも幅広いマスメディアならではの

プレゼン技術です。

これまでなかなか明文化されていませんでしたが

実はあらゆるジャンルで流用できます。


テレビの構成はあなたの人生で活かせるのか?


実際、講座を受講している生徒さんは

テレビマンではありません。


毎回、20代〜60代まで

性別もバックグラウンドもさまざまな方が

構成テクニックを身につけて驚くほど成長しています。


おかげさまでリピーターも多く、

顔見知りの生徒さんも増えてきました。


あなたのアウトプットがエンタメでなくても、

会社でプレゼンをしたり、

ブログを配信したり、

もっと面白く話をしたかったり、

「誰かに何かを伝える」際に役立つのがプレゼンの技術です。

この技を学ぶということは

コミュニケーションを変えるということ。

あなたの人生をちょっとだけイージーモードにするかもしれません。


生徒さんが実際の講座でやること <ある日の講座の流れ>


例えば
「所ジョージさんを自分らしい切り口でプレゼンしよう」という回は、
最初に「切り口の作り方」を指南しました。

具体的にはみんなで所ジョージさんのウィキペディアを見て、
それぞれが「面白い!」と感じたポイントを決定。

それを「10秒に入るように、一言にまとめる」というステップを踏みました。

次に、そのテーマに該当しない情報を
全て捨て去るという作業を行い、
テーマに合わせた情報精査の重要性を体感。

こうして自ら掲げたテーマにふさわしい情報を選び抜き、
次は伝わりやすい順番でプレゼンを考えます。

プレゼンの持ち時間は1人1分。
この短い時間で伝えるためには・・・?という試行錯誤を繰り返します。

他にもチロルチョコを使ったり、

1つの構成をみんなで何度も組み替えたり、

ランキング形式の秘密を学んで構成したりと

毎回ワイワイできるようにしています。

座って聞くだけじゃないから自分のワザになる


そしてドキドキのプレゼンタイム。
作り上げたプレゼンを、ご自身でプレゼンします。

喋り方の上手い下手や、声の大きさ、言葉の巧みさなどは一切、不問。

シンプルに、魅力的なプレゼンができたか?
意図する通り、相手に伝わったか?
逆にわかりにくかった箇所はどこか?
を検証します。

プレゼンを聞いた他の生徒さんから
このフィードバックをもらいます。
(*これが結構貴重 & 他では得ることができない楽しさです)

すると自分の中のイメージと、
リアルとのズレを体験できます。

上手くいった点での喜びと、
いまいちだった点の反省ポイントが浮き彫りになり、
あなたの中で忘れがたい体験になります。


これにより

本を読んだだけでは忘れてしまうメソッドを

次からは自分で使えるリアルな技術へと

昇華していきます。


個人戦とグループ戦


講座ではこれまでの流れを

個人ワークで行うパターンと

グループワークをする場合があります。


個人ワークの良さは、

・自分だけでじっくりと考えることができる

・それを発表し、フィードバックをもらうこと


グループワークの良さは

・同じグループの仲間のいろいろな視点に触れることができる

・一人では辿り着けない予想を超えたプレゼンが完成する


それぞれの良さがありますが

両方を体験することで

あなたのプレゼンの幅が確実に広がります。


文字で書くと長いですが

実際に体験すると

あっという間!

という生徒さんが多いです。

最初は全4回で開催していたのですが
「伸ばしてほしい!」というリクエストを受け、
5回となりました。


本だけではわからない内容を学ぶ、リアルな講座


プレゼンや構成に関する技術を解説した本は
世の中にたくさんあります。

ただし、本を読んでも
わかったつもりになるばかり。

特に読書家の場合は、
読み終わったらすぐ次の本へ行くため、
真面目な人ほど意外と身にならなかったりします。

これだといつまで経っても
あなたのプレゼン技術はアップしませんよね。

だからこそ、技術解説と実践をセットで行なっています。

しかもそれを繰り返すことで
やればやるほどプレゼン技術が高まるという
絶対に上手くなるスパイラルを重視しています。

ということで
その回で学ぶテーマは1回の講座中に絶対に何度かやるので
真面目じゃなくても身につきます。
真面目だともっと身につきます。


なぜ早稲田大学E X Tで講座を開いたのか


放送作家の村松がなぜ早稲田大学エクステンションセンターで

講座を持つことになったのかについて。


きっかけはテレビ東京プロデューサーの伊藤Pこと

伊藤隆行さんの講座でした。


伊藤さんは、早稲田大学エクステンションセンターで

伊藤Pの「企画の作り方」を開講しています。


企画力に優れる伊藤さんらしく、

さまざまな企画の作り方に触れることができる人気企画です。


ある時、伊藤さんが

講座のゲストに招いてくださり、

その後に「プレゼン、構成」の講座を作るという流れになりました。


しかも講座がスタートする際には

ご自身の講座で「村松くんの講座がスタートするんでしょ?」と

告知までしてくださいました。

伊藤さん、神すぎます。


伊藤さんのお声がけ無くしては

プレゼン・構成の講座が生まれることはありませんでした。


みなさん、企画力を鍛えたいのであれば

ぜひ伊藤さんの講座を覗いて見てください。

業界裏話もあって、ドキドキワクワクです。


次回は2023年2月に開講予定です。


次回、プレゼン講座が開講予定であることはすでに告知されております。

詳細は公式H Pより確認ください。



まとめ


プレゼンを座学で学ぶ教室は他にもあるかと思います。

でもグループワークや個人戦を通じて

しっかりと身につけることができる教室は他には多くはないはずです。


一生物のプレゼン力を身につけたいという方は

ぜひ一度、ご自身で体験してみてください。


最後までお読み頂きありがとうございます。

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