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つぼ焼いもを世界へ!!

自己紹介

初めまして!
「日本のさつまいも」や「つぼ焼いも」を世界に知ってもらうために活動をしている 辻󠄀 康介と申します。
普段は梵天堂というつぼ焼いも屋をオンラインで展開しています。

私がつぼ焼いもに出会ったのは3,4年前に母が突然つぼ焼いも屋を始めたのがきっかけでした。
ある日いきなり電話で「岐阜県まで行って焼き芋の修行をしてくるね。」と言い残し、修行に行っていたのを覚えています。
そこからほどなくして、母がやっているカフェでつぼ焼いもが提供されるようになりました。

最初はいうて焼き芋でしょ。と思っていたのですが、食べてみるとびっくり。甘さのレベルが違ったのです。言うなれば芋スイーツのような蜜感。
そんな衝撃の出会いでした。

つぼ焼いもとは?

つぼ焼いもとは、その名の通り壺を使って調理する焼き芋のことです。


皆さんが想像する焼き芋は石焼き芋ですよね。
それと何が違うのか簡単にいうと、熱源との距離です。
石焼き芋は熱源から近く、つぼ焼いもは熱源から離してじっくり焼く。そんな違いがあります。

熱源から離すことによって、皮が焦げないだけでなく、
60-70度で1時間半から2時間程度、じっくり熱を通すことでデンプンが麦芽糖に変わり、甘味が増していきます。

そもそものさつまいも自体も3ヶ月熟成をさせているので、糖度が高くなっています。

つぼ焼いもを実際にやってみて

職人として芋を焼いてみるとわかるのですが、
とにかくセンスが問われる作業が多いなと思いました。

・目利き
・火加減
・芋との対話

1つ目は目利き、どういう芋なのか。熟成具合は?だけでなく、生産者さんがどういう思いで育てているのか。どんな農場環境で育てられたのか。
そんなことを実際に生産者さんに聞きに行ったりして仕入れを考えています。
2つ目は火加減、温度計を仕込むスペースもないので感覚で炭の調整をします。
3つ目は半分冗談半分本気で、焼き途中の芋を触っただけでどういう状態かを探る能力が必要になってきます。

難しい。と同時により美味しくするにはどうしたらいいのかを日々考えることができるので楽しいです。

なぜ日本だけでなく世界に届けたいのか

小さい頃から当たり前に食べていた甘くて美味しいさつまいも。
この概念が私にアメリカ留学生活中に覆されます。
Sweet potato。アメリカでは甘い芋の名で売られているさつまいも。

ある日焼き芋が恋しくなった僕はRalphsというスーパーでSweet potatoを買いました。品種は分かりません。たださつまいもとだけ買いてある。
色はじゃがいもに近い色。アパートに帰ってワクワクしながら焼いて食べると「…甘く..ない…???」
衝撃でした。Sweetとついているのに甘くない!詐欺だ!そう思いました。

それだけさつまいものクオリティがそもそも違うのです。
もちろん地域差や調理方法もあるでしょうが、アメリカ以外の海外でもさつまいもを食べるたびに日本のさつまいものクオリティの高さに驚きます。

そんな経験も相まって、つぼ焼いもを食べた時にこの価値を日本だけでなく、外国の人たちに知ってほしい!と思うようになりました。
もちろん日本でもまだまだ食べたことが無い方の方が多いのでもっと全力で広げていきたいのですが、美味しいものはみんなでシェアしたい。知ってほしい。そんな思いから世界に届けたい!と活動をしています。

世界の人の反応

実際に外国の方に食べてもらうと、これがさつまいもなんて信じられない。
こんなに美味しくなるなんて素晴らしい!!と驚きの声をいただけました。

先日もわざわざ私に会いにハワイやベトナム、ドイツ、タイ、トルコなどから日本に来てくれたほどです。

最後に

長くなりましたが、簡単に自己紹介とさせていただきました!
少しでもつぼ焼いもに興味を持っていただけたら、instagram, Xのフォローをしていただけると嬉しいです!
オンラインストアも是非チェックしてみてください!


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