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怖くない記事を集めました。

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ぼくは怪談話を書くことも多いのですが、それ以外の記事を集めてみました。 怖くないので安心して読んでください。
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記事一覧

#エッセイ しょうもないこと

 一年ほど前のことになるのだが、某小説サイトで俳句の募集があった。俳句なんて詠んだことないくせに、どういうわけだか応募してしまった。以下はそのときに作った俳句である。  春めくや妻のいたずらサドルに「あ」    寒風吹きすさぶ冬は自転車に乗らない。するとサドルに埃が溜まっていき、春めく頃にはサドルが真っ白になっている。その埃が溜まったサドルに、指で「あ」と落書きされていた。うちは一軒家で妻とふたり暮らしだから、妻がいたずらで書いたに違いない。  数年前の出来事を偲んだ俳句だ

#エッセイ りんご

 ぼくは昔から文章を書くのがとにかく下手くそで、その下手くそを克服するにはとにかく書くしか術はなくて、だったらせっかくnoteにアカウントがわけだから、ときどきでもいいからなにか記事を書くべきではないかと、妻と一緒にりんごを食べているときに思い立った。  そうして書いてみたのが、以下のエッセイふうのなにかである。  りんごは地味な果物だと思う。赤、緑、黄と色のバリエーションは存外に豊富だが、どの色にも派手さがなく、他の果物と比べるとどうしても見劣りしてしまう。桃やイチゴなど

最初の一歩

 五十鈴川に架かる宇治橋を渡って、僕は伊勢神宮の内宮へと最初の一歩を踏み入れた。そのまま玉砂利の参道に歩を進めていくと、境内はさながら古い森のようになる。威風のある樹々が参道沿いに立ち並ぶ。  やがて行く手に正宮が見えてきた。日本の総氏神である天照大御神を祀っているお宮だ。  今日も正宮には多くの参拝者の姿がある。人が宇宙へと飛び立ち、AIが人の頭脳を凌駕する。そんな時代においても、太古からの神がここにいる。正宮は素直にそう思わせてくれる場所だ。  他の参拝者に続いて、僕

#エッセイ 伊勢神宮 『三大疑問』

 別の記事でもちらりと書いたが、ぼくは伊勢神宮が好きで、年に3~4回(最多6回)ほど参拝している。先週の5月7日にも参拝してきた。  だからだろう。伊勢神宮に詳しいと思われているようで、ちょくちょく知人から伊勢神宮について質問される。  特に以下の三つの質問は多い。 1:伊勢神宮で個人的な願い事は禁止なのか? 2:外宮と内宮には、詣でる順番があるのか? 3:片参りは縁起が悪いのか?  この三つの内容はネット上でもよく取りあげられており、さまざまなWEBサイトで、さまざまな

#エッセイ 伊勢神宮 『貴重な深夜参拝』

 今年の正月のことだからだいぶと時期外れなのだが、スマホの画像を整理していると、妻と伊勢神宮を参拝したときの写真がぱらぱらと出てきた。  せっかくなので記事にしてみようと思う。 はじめに  ぼくと妻は伊勢神宮が好きで、年に3~4回(最多6回)ほど参拝している。伊勢神宮の雰囲気が好きというのもあるが、なにより大阪から車で約3時間半という距離がちょうどいい。遠出した気分も得られるし、3時間半ほどであれば、そこまで体力的にしんどくもない。  ようするに、伊勢神宮参りは手軽な小旅

#エッセイ 摘果りんごの酵素シロップ

 妻が摘果りんごを使って、酵素シロップを作ってくれた。  果物はたくさん実ってしまうと、養分がそれぞれにいきわたらず、味が落ちることがあるらしい。それを避けるために、いくつかの実を若いうちに摘み取る。その間引きする作業を摘果というそうだ。  奈良のほうに出かけたときに、摘果りんごが売られていた。若いうちに摘み取っているため、大きさはゴルフボールほどだ。  熟していない青い実には強い渋みや酸味があり、そのまま食べることはできない。ジャムやリンゴ酢などへの、加工用の果実になる

The Egg : by Andy Weir

 先日、『The egg』という短編小説のことを、知人に教えてもらいました。アメリカの作家、アンディ・ウィアーさんが書いたもので、彼のウェブサイトで公開されている作品です。  アンディさんの短編小説の中では最も人気があるそうで、さまざまな言語に翻訳されています。  日本語にも翻訳されているので読んでみると・・・おもしろい!    SF小説のようなそうでないような。不思議なお話です。  5分くらいで読めてしまう気軽な作品ですので、みなさんも、ぜひ読んでみてください。  下記に

エイベックスの音声ARアプリで、ぼくの書いた創作怪談が配信されます。

 ちょっぴり宣伝をば。  少し前にavexとKADOKAWAがタッグを組んだ『SARF×カクヨム 短編こわ~い話コンテスト』たるものが開催されていました。 ●コンテスト公式ページはこちら↓ https://kakuyomu.jp/contests/sarf_contest_2024 ●コンテストを要約するとこんな感じ。  ・ご当地創作怪談を募集(6000文字以内の短編)。  ・入賞した作品は、そのご当地でSARFの音声コンテンツとして配信(声優さんが朗読)。  ・SAR

僕の書いた『実話怪談集』がnoteの公式Xで紹介されていると、知人が教えてくれました。 僕はXに疎いのですが、これのことでしょうか。 https://twitter.com/note_PR/status/1823321115860844883 もし、紹介してもらったのであれば嬉しいです! 運営さん、遅くなりましたが、ありがとうございます!