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3年経過して感じるShippioの面白さ(2/2)「なぜ、これからのShippioが面白いのか」


はじめに

今回のnoteは、Shippio(シッピオ)に入社して3年の節目に書いています。書きたいことが多く、今回は二部構成で発信します。
一部は、Shippioが挑む貿易業界の「ポテンシャルの高さ」について書きました。

まとめると、貿易業界は下記のようなポテンシャルがあります。詳細はリンクからご確認ください。

  • 日本に不可欠な領域にも関わらず、アナログな業務が残っている

  • 失われた30年でも拡大している稀有な業界

  • バーティカルSaaSではあるが、事業の拡張性が高い

二部では、可能性しかない貿易業界で、「なぜ、これからのShippioが面白いのか」について触れていきます。

3年間で変わり始めた業界

変わり始めているイノベーター層

アナログな業務が残っている業界であるものの、一部のエンプラ企業ではShippioの目指す世界に共感してくれる企業が存在しております。

共通しているのは、サプライチェーンを「経営アジェンダ」と捉え、コストセンターから「企業の強み=プロフィットセンター」に変革しようと考えている点です。

実は、政府もサプライチェーンが経営アジェンダにならない点を問題視しており、一定の物量がある企業に対して「物流統括責任者(CLO)」の設置を義務付ける方向で動いています。

そのような背景もあり、一部の大手製造業の中には、CLOやCDOなどの経営層がトップダウンでサプライチェーンの改善に動いています。

イノベーター層の企業からのShippioの評価は、「Shippioは国際物流における最高水準のサービス」「日本企業が求める品質に唯一応えられる」などのフィードバックをいただいております。

また、経営層からの評価だけでなく、実際に利用する現場(貿易実務者)からの評価が高い点も特徴です。
双日さまや豊田通商さま、明治さま(明治フードマテリアさま)など、多くの導入事例がリリースされています。

現場のユーザーさまから、「今までは残業で私生活の時間が限られていたけど、Shippioを導入してから残業が全く無くなり、子供との時間を作れるようになった」と言われた時には、業界を良くしている!と実感できました。

(Shippioのお客さまのロゴ抜粋)

なぜ、これからのShippioが面白いのか

物流(BPaaS) + SaaSの独自性

ここまでは、業界を中心に話してきましたが、ここからはShippio(シッピオ)の面白さについて触れていきます。

一部で伝えた通り、Shippioはフィジカルの物流サービス(BPaaS)とSaaSを提供しています。
つまり、BPaaSを提供することで、より深いドメイン知識を持ったSaaS企業になっていると言えます。

現に、BPaaSを提供するプロフェッショナルなオペレーションチームを有しています。
さらに、セールス組織の中には国際物流で10年以上の経験がある人もいます。

結果的に、SaaSのみの企業よりもドメイン知識が深く物流企業よりもIT知識が深いと言える『独自のポジショニング』を取ることが出来ています。

経営層からの評価だけではなく、現場(貿易実務者)からの評価が高い理由は、Shippio自身が物流サービスを展開することによるドメイン知識が高いからだと思います。

業界内でのポジショニング

業界内でのポジショニングにも独自性があります。
国際物流におけるデジタルサービスは、3つの領域に分けられると言われています。
具体的には、「マーケットプレイス(マッチング)」「可視化SaaS」「デジタルフォワーディング」です。

Shippio作成

Shippioの2つのサービスは、

  1. デジタルフォワーディング:デジタルフォワーダー

  2. Any Cargo:可視化SaaS

のポジションとなってます。
サービスごとに独自のポジショニングを取っているので、リーチできる顧客層は広く、2つのサービスのシナジー効果も生まれてきています。

ビジネスサイドがチャレンジしている壁の高さ

一方、チャレンジしている壁も高いと言えます。

国際物流業界は巨大で関係者が多いと話してきましたが、結果的に50年間イノベーションが起きていないと言われています。

※50年前のイノベーションは「コンテナ」の発明です。気になる方はコチラをお読みください。

50年もの間、大きな変化が起きていなかった巨大レガシー産業を動かすことは並大抵なことではありません。

なおかつ、サプライチェーンは「コストセンター」と捉えられており、「減点方式」で評価される領域ですので、新しいことへのチャレンジを許容しにくい環境となっています。

既にDXが進んでいるわけではないので、Shippioを導入する際のリプレイス元は、ほぼほぼ100%「Excel」です。
つまり、お客さまとゼロから予算取得にチャレンジするケースがほとんどです。

自らマーケットを単独で開拓している状況

Shippioは、巨大なレガシー産業において、まだマーケットが認知されていない領域を開拓していると言えます

さらに、独自のポジショニングを取っているが故、この巨大なマーケットを「単独」で開拓しています。
freeeとマネーフォワードがクラウド会計を当たり前にしてきたように、プレイヤーの数が多ければ多いほど、業界変革のムーブメントは起きやすいと思っています。

まさに、日本の国際物流がDX化できるか、もしくは業界の変革が何十年と遅れるかはShippio(シッピオ)にかかっていると言っても過言ではありません。

お客さまの層の広さ

Shippioのお客さまは、端的に言うと「貿易をしている企業」なので、さまざまな業種業態 / 企業規模になります。

例えば、お客さまの業界は、自動車部品や食品、家具家電、医薬品、原料、日用品、化学品など様々です。

お客さまの規模も、従業員十数名のスタートアップから、連結で何万人規模の大企業まで実績があります。

シリーズBのフェーズかつバーティカルSaaSにおいて、これだけお客さまの層が広いスタートアップは珍しいと思っています。

また、今後は、物流事業者向けのサービス展開や海外展開も視野に入れています。

最後に

二部構成の長文となってしまいましたが、

  • 社会的インパクトが大きく、世界規模でビジネスの裾野が広い領域で事業を行っている

  • アナログな運用が残る一方で、一部のエンプラ企業では変わり始めている

  • 独自のポジショニングを取ってるが故に競合がいなく、単独で業界変革している

という特徴がある稀有なスタートアップです。

このような貴重な環境にあるスタートアップで、巨大なレガシー産業を変革するチャレンジに熱狂してくれる仲間を探しています。

もし少しでもご興味を持っていただけましたら、下記リンクからカジュアル面談のお申し込みやお問い合わせいただけると嬉しいです。


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