見出し画像

自分の中にある願望を考える

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

願望は内的な要因と外的な要因の二つあります。
ここの境目が今時代の流れで、動いてきてます。

僕は今38歳なので、バブル時代とバブルが終わってからの間の世代なんですけれども、両方を持ってる感じなんです。
どっちかっていうと僕たちより年上の人の傾向としてあるのは、外的要因が強いっていうことですね。外的願望が凄い強かったんですよ。

どういうことかと言うと、戦争が終わって、産業時代に入り、産業革命というか。
物が増えた時代ですよね。
電化製品三種の神器みたいな、冷蔵庫と電子レンジと洗濯機とか、そういうものが欲しい時代。革命的ですよね。

電子レンジはいろんなものがあったまってすごいですよね。あるのとないのとでは全然違うし、本当にこの便利な時代が来たわけです。
これが来たことによってみんな「いろんなものが欲しいぜ欲しいぜ、くれ~!」ってなったんですよね。
それがモチベーションされて自分もああいうものが欲しいっていう風に「かっこいい車買ったるぞー!」「いい広いお家住むぞー!」みたいな。
そういうのをモチベーションとしてやってたんですよ。

そして時代は流れていって、僕が物心つく頃には冷蔵庫も電子レンジもありました。
でも親を見ていて、親が大きい冷蔵庫買った時に喜んでいる姿は見てました。
冷蔵庫は買ってから届くのに少し時間かかるので、多分買ってから3週間ぐらいかかってたと思うんですよね、当時。親がカウントしていたんですよ。
「冷蔵庫来るんだよ、来るんだよ」みたいな。小学生ぐらいの僕に対して結構自慢しているというか。今思えばすごく可愛いんですけど、でもお母さんの喜んでる姿を見て僕も嬉しいみたいな。「冷蔵庫大きいの来たー!」って思って結構びっくりしましたね。

そんな時代が流れ、生まれてからある人たちからすると、「冷蔵庫別に何でもええやーん」みたいになってるでしょ。
そんなにテンション上がらないし、僕も実際大人になって持ってなかったです。
車は欲しいって思いましたけど、実際家にある家電とかに関しては、去年なんですけど初めて冷蔵庫買ったんですよね。
洗濯機も初めて買って。

今まで全部貰い物だったんですよ。
本当に運が良くて、「捨てるから」って言われてもらい続けてきた人生と言うか、もう何でもいいやと思ってたので。
買う気はあったんですけど、「買わなきゃな~」ぐらいです。
「あれが欲しい」「この冷蔵庫はどうしても欲しい」とかそういうのなかったので、「冷えるならいいや」って感じで貰ってたんですね。

36歳になって引っ越したタイミングで、初めて自分で買いました。
家のコンセプトとかも考えて選びましたけど、基本的にそっちにあんまり願望がないって言うか、その外的な要因っていうのが、若ければ若いほどそんなにこだわりがないんですよね。
何にこだわってるかっていうと、意味とか目的とか手応えとか存在感に、意味を見出していくことにモチベーションされている人が増えている感じです。

ヒラリー・クリントンさんの演説があった時の話です。
全員が後ろを向いていて、ヒラリーさんの話を写真で見ると誰も聞いてないように見えます。
その人たちは何をしているかっていうと、そのスピーチは「ネットで見れるからいいや」みたいな感じなんですよ。
だからあまり聞く気ないですね。

その場に行った理由や目的っていうのは、ヒラリーさんと自分が映ってる画像や動画が欲しい。そのために来て、みんなを後ろを向いています。
みんなスマホ片手に見ているっていう状態になっていて、そういうのは意味とかを買ってるわけですよ。
買ってるって言うか、その時間と労力を使っているということです。
その意味を考えて動いている人がいるっていうことを知っておくといいかなと思います。

「ああいうものが欲しい」とか自分の願望。Be、Do、HaveのHaveなんですけれども、僕も外的な要因の願望によって「こういうものが欲しい」っていうのにモチベートされて願望の質を上げていっています。
Haveですごいやる気出る人もいっぱいいますよね。

ただ今は若ければ若い人ほど、Be やDo の部分、成長願望とか変化願望とか、そういうのに願望がモチベートされている人や、体験欲がある人たちが多いです。

これを知っておくと、「なんでこの人そっちにやる気出るんだ」とか、「そこで落ち込んでいるんだ」みたいなのはわかるので、外的な「お金があればいい」だけではモチベートされずらいという人もいるっていうことを知っておくといいですね。

自分もそういう風に自分自身に対して「どうなりたいか」っていうことや「やってみたいな」ということ、自分の可能性に期待している自分にモチベート。「もっと面白い人なりたい」とか、もっと語れる人とか、もっと人生の厚みのある人になりたいなとか、そんな風に自分自身をモチベートしています。

体験欲とかも、いろんな世界の人とこういうことをやりたいとか、僕はサプライズとか人をびっくりせたいとか、いたずらしたいみたいなところでモチベートされます。
もっと大きいこと考えてる自分にわくわくしてるなっていうのを感じているし、Haveももちろん、Apple製品大好きなんで、こういうの欲しいなみたいなのを考えますね。

Haveの中にも結局いろんなストーリーがあるっていうことですね。
Apple製品に関しては、昔は欲しいけど買えないものだったんですけど、今はどうやりくりして手に入れるかみたいになっちゃってるんで、すごいモチベートされるかというとそうではないですけれども。
ただ広いおうちとか車に関しては、「車があるとこういうことできるな」とか、「広い家にするとこういうことができるんだ」っていう、Haveなんですけれども、Doの要素もあるので欲しいなって思えます。

あとはいろんな体験をその所有した感覚になっていくっていうのは大事ですね。
いろんな世界を知っておくといいです。
友達の家に行くと友達のおもちゃが欲しくなるのと同じように、いろんなものを体験して「あ、そんなものがあるんだ」みたいな。

僕は外車に乗せてもらって、僕はそんなモチベートされなかったですけど、一緒にいる友達の目が輝いてたんで「外車があると輝かせられるんだ」っていうのでモチベートされました。
自分も欲しいな、周りの人の目を輝かせたいなって思いました。

そこの願望っていうのを、何度も何度も自分が所有した感覚になり、振り返っていくといいかなと思います。
だんだんそっちを意識していると気づいたら目の前にありますからね。
これはもうハンターハンターのクラピカが鎖を舐めたり触ったりしているうちに具現化されたものとほぼ同じだと思っていて、何度も触ったり見たり感じたりしていくと、気付いたら自分の目の前にあったっていうのが、具現化されていくことかなと思います。

ぜひいろんなものを見たり感じたり受け取ったりして、自分の人生にとって成し遂げていくっていう感覚を味わっていくと、毎日が面白くなっていくんじゃないかなと思います。

それじゃまた! 
ありがとうございました!


映像制作FIVE
https://www.five-tokyo.co.jp

職業紹介 BE THE CHANGE
https://be-the-change.work

Side House
https://sidehouse.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?