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思い出させる技術

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。


本日は「思い出させる技術」というテーマです。

「人は忘れやすい」ということを前提に、ものごとを進めていくだけで、
いろいろなことが円滑に進んでいきます。

「忘れた」「うっかり」ということはたくさんあります。
残念な気持ちもありますが、人間にとって「忘れる」ということは
ありがたいことです。

忘れたいのに、なかなか忘れられないできごともありますが、
「忘れる能力」がある人のほうが基本的に強いので、
高めていくとよい能力です。

ぼくの師匠も忘れるのがすごく早いです。

「とにかく考えるために頭を使いなさい」
「すぐ忘れるようにしましょう」

と教えていただきました。

なので、やるべきことや電話など、やった瞬間忘れています。
忘れることも宣言しています。

「忘れるからね」と言うと、相手が結構覚えておいてくれるのでありがたいです。

しかし、基本的に相手も忘れるという前提で
ものごとを進めていくと、うまくいきやすいです。
相手が覚えている前提で、いろんなできごとを設計していくと、
失敗しやすいです。

「話を聞いていた?」とか、言った言わないとか、
口頭のやり取りで何度ももめたりするので、
書面やメールで残したりしておくと、確実にものごとを進めていきやすいです。

「言ったよね?」と言うのはあまり効果がないです。

このことを知っておくと、コミュニケーションがより円滑に進んでいきます。

だから何度も思い出せるようにしておくということが大切です。

友達との電話のあとに、
「さっきの話をまとめておくとこういうことだよね」とか、
あえてやりとりをLINEに残しておくことも効果的です。

ぼくも友達との予定を手帳に書いて、忘れても思い出せるようにしておきます。
友達も忘れるという前提でいるので、前日と3日前に「楽しみだね!」と一言連絡をしておくと、ドタキャンが減ります。

人との約束だったらリマインドしたり、思い出しやすいですが、
自分が「これやるぞ!」ということを誰にもシェアしてないと、どんどん消えていきます。

やる気の賞味期限は2日間です。
やる気を出したとしても、2日で気持ちが元に戻るので、やる気がなくなった感覚になります。

なので「やるぞ!」と思ったら、2日以内に行動したり、だれかにシェアしたり、宣言したり、
どこかに書いておいたりすると、思い出してまた奮い立たせることができます。

ぼくが大事にしている思い出させる法則は、
デスノートというマンガがヒントになっています。

デスノートの主人公の夜神月(やがみライト)が記憶をなくしてしまい、
過去のことがすべてわからなくなるというシーンがあります。

しかし、できごとをすべて思い出す日がきます。

デスノートの所有権をなくしたときに、持っていたときの記憶がなくなるのですが、
デスノートを再び手に取ると、すべての記憶を思い出すという仕組みです。

夜神月(やがみライト)は普段自分が付けている腕時計の中に、デスノートの切れ端を仕込み、
思い出すということを自分に対して仕掛けておいたのです。

いつかこの時計のこの部分を触る日が来るということをわかっていて、
腕時計に触れた時の夜神月(やがみライト)の表情の変化が印象に残るシーンです。

つまり自分が思い出せる場所に仕掛けておくということです。

ぼくはやスマホやiPadなどのよく見るもの、トイレや洗面所などのよくいく場所、
バックの中のアイテムなどの絶対手にするものに、仕掛けておくと思い出せます。

そのように方向性を整えていきます。

自分が何かを成し遂げたいと思っても、その想いを忘れてしまいます。

目的を何度も思い出すようにして、「これを達成していく!」というモチベーションを作り出していきます。

日々いろんなところに思い出せる仕掛けがあると、
やる気のエネルギーに満ちあふれていくので、実践してみてください。


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