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リーダーのことば

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。


今日のテーマは『リーダーの言葉』です。

リーダーとして大事になことの1つめは、
”明確な言葉を話す”ということです。


ぼくが最初に修正をかけられた言葉では、
例えば「とりあえず」という言葉をなくそうと言われました。

「とりあえず」というのは当てずっぽうのように話を始めていくような感覚で、
とりあえずではなくて「まず」がよいと教わりました。
「まず」は、これから前進していく目の前の一歩という感覚です。

飲み会に行くと、席に座った瞬間「とりあえず生で!」と言ったりしますよね。
これは癖づいてしまうと、ほかのことも当てずっぽうに生きていく言葉になります。

明確なほど、言葉の力が発揮されますので
「やろうと思います」ではなくて「やります
「目指します」ではなくて「達成します
日本語は、言葉をかなり曖昧にしやすい表現や言語をもっています。

ついつい不明確な言葉が多いという人は、
自分の癖を、周りにいる人に修正してもらうようにしておきましょう。

互いに修正しよう、ということを言い合って実践していくと、だんだん改善していきます。
一緒にいる人で言葉は本当に変わります。
一度身についても、一緒にいる人が元に戻ると言葉も元に戻ろうとします。

最近ぼくも色々な人と一緒に仕事していると、
昔はかなり明確な言葉を使っていた人が、だんだん曖昧な言葉を使うようになって、
昔は出来てたのにな、と感じるときもあります。

よく、二重否定はやめましょうと聞きますが、相手に話を合わせるためにあえて使うときもあります。

例えば、
「仕事に行くには電車に乗らないといけない」
これは二重否定しています。

言葉を変えると、「電車に乗ると仕事に行ける」となります。
二重否定してしまう癖を二重肯定に変えていきます。

二重肯定に変えると、会話が伝わらないときもあります。
自分の頭や心では二重肯定で考えながら、
話すときには二重否定を使って相手に合わせながら会話をします。

ぼくは二重否定したあとに、二重肯定にするように2回言うようにしています。
「電車に乗らないと仕事に行けないから、電車に乗って仕事に行く」

繰り返すことになりますが、必ず二重否定を使った後に二重肯定で言い直すと
会話も自然と伝わりやすく、ポジティブな表現に変わります。

世の中にはネガティブな人も多いですが、
言葉を変えていくこと=言葉を明確にしていく
ということです。

2つめが、”リーダーの前提”です。
リーダーとしての活躍が増えてきたとき、
少し力を付けていったときにまず落とし穴になるのが、
「リーダーだから全部分かってるぜ」と思ってしまうことです。
その考えが前提になっていると、感じが悪いひとになっていきます。
コミュニケーションに取り入れると、完全に天狗になってしまいます。

リーダーほど一緒に悩んで、一緒に考えて、
リーダーも、答えは分からないという前提です。


「分かった」ではなく「コツをつかんだ」だったらよいです。
コツをつかんでいて、分かっていない前提で「うまくなってきたな、成長したな」と実感しながら、
常に自分に対して過信せずに、疑いを持ちましょう。
疑いを強くしすぎてもダメですが、8:2の割合で、
8は「分かった」でもよいですが、2は「分かってない」という状態を残しておくと
より例外に対応しやすく、周りに人がついてきます。


3つめは、”最後の言葉はポジティブに”ということです。

ぼくは昔、塾に通っていて、塾の先生は学校の先生と違うタイプでした。

塾の先生の社会の授業がめちゃくちゃ面白くて、たくさんメモしていました。
板書を最初にノートに書き、結構書いたなってぼくは思っていると、
先生が最後に「はい、たったこれだけです」と言うのです。
そうすると”たったこれだけ”の気持ちになってきます。

ぼくもいろいろな経営者さん達と一緒にいると、
素晴らしい経営者さんは、最後は「だからこそ楽しい」と言って話が終わるのです。

楽しい話だけではなく、しんどい経験の話もあります。
でも最後は、「幸せだな」と彼らは感じています。
最後に話す言葉はポジティブに終わらせていくと、気分が上がって終わります。

よくないリーダーだと、やる気の出ない、つまらない言葉で終わらせてしまうので
エネルギーが湧き出ず、
つまらないミーティングや、やらされている作業になって
心がわくわくしてこないです。

自分の心に間ができたときも、『だからこそ楽しい』や『幸せだな~』
という言葉を意識していくと、ポジティブになっていきますので
実践していきましょう。

【まとめ】
・リーダーは明確な言葉を話す
・リーダーほど、仲間と共に考える
・最後の言葉はポジティブに


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