見出し画像

創作について

今年のゴールデンウィークは仕事と創作で終わるというまるで売れっ子作家みたいな休日を過ごしました。

こんにちは、ベレー帽でも被って仕事しようかなと思っているコッシーです。#作家のイメージが古い


さて、皆さまこちらのわたくしめの創作はお読みいただけましたでしょうか。

まだの方は是非お読みいただきご意見ご感想など頂戴できれば本当に幸せです。

本日の記事はこちらの創作についての裏話というかあとがきみたいな事を書いていけたらと思っています。

興味ない方もいらっしゃると思いますが、ゴールデンウィークの空き時間をほぼこの創作活動に充てた僕を労う意味も含めてお付き合いくださると嬉しいです。


今回のこの【プレゼント】という小説は、僕がゼロから構想したのではなく、かの有名なロックバンドBUMP OF CHICKENのプレゼントという曲を題材にして書かせていただきました。

このプレゼントという曲は僕にとって思い出深い曲と言いますか、僕を救ってくれたとても大切な曲だったりします。

かれこれ十数年前、僕は4年付き合った彼女から振られました。結婚も考えていただけにかなりのショックを受けたのを覚えています。
そしてそのタイミングで今の会社に転職しました。(彼女に振られた事と転職に関係性はありません)
今でこそ介護界のオダジョーとしてブイブイ言わせている僕ですが、転職当初はあまり仕事は上手くいっていませんでした。

介護のド素人だった僕を現場は煙たがりましたし、僕も現場と仲良くやっていこうとは思っていませんでした。まぁ要するにやる気がなかったんですね。

彼女に振られるわ、仕事も全然楽しくないわで、「人生ってなかなかハードモードだな」と思っていました。#腐ってた時代
そんな時に出会ったのがこの『プレゼント』という曲でした。

もともとバンプは好きだったこともありよく聴いていたのですが、この曲を初めて聴いた時には涙が止まらなかったことを覚えています。

このままだっていいんだよ 勇気も元気も生きる上では
無くて困る物じゃない あって困る事の方が多い
でもさ 壁だけでいい所に わざわざ扉作ったんだよ
嫌いだ 全部 好きなのに
大丈夫 君はまだ君自身を ちゃんと見てあげてないだけ
誰だってそうさ 君一人じゃない
少なくとも 君には味方がいるよ
プレゼントの物語の中の住人達

落ち込んでいたこともあり、一つ一つの歌詞がガンガン胸に突き刺さりました。
元来、思考回路が単純明快な僕は曲を聴いて元気を取り戻すと、「ちょっと頑張ってみようかな」と奮起し、そこから仕事を頑張れました。

そんなこともあってから、僕は落ち込むとこの【プレゼント】という曲を聴いては復活するという事が多くなりました。
そして曲を聴く度に僕の頭の中では【プレゼントの物語】が少しずつ形づいていました。

(いつか小説にできたら良いなぁ)

いつからかそんなことを思うようになっていました。


つい先日。
珍しく少し落ち込むことがありまして、久しぶりにお馴染みのこの曲を聴いておりました。おそらくnoteを開始してから初めてのことだったと思います。
曲を聴いている際にふと「そうか、noteで小説を書くという手もあるなぁ」と思いました。

この時にはすぐに書き上げるつもりは全くなく、いつか何かのタイミングでお披露目できたらいいなと思うくらいでした。


しかし、ある方の記事を読み僕の創作意欲にメラメラと火が付きました。

ある方とはくまさんです。

ちょうどこの頃にくまさんが創作作品を始められました。

【Drops】という全9話の作品です。
視覚障害を持つ主人公青野君が赤井さんという女性と出会い青野君の世界がどう変わっていったのかを綴った作品です。
このお話が本当に素晴らしく、めちゃくちゃ面白いので是非読んでいただきたいです。


元来、思考回路が単純明快な僕はくまさんの記事にもろに影響受けまして、「僕も小説を書きたい!いや書く!」と思ってしまったわけです。

そこからは勢いそのままに明くる日には第1話を更新しました。この時にはまだ続きは書けておらず、ゴールデンウィーク中は本当にこの【プレゼント】と向き合って過ごしておりました。


くまさんが同時期に創作をされていたことが本当に心強かったですし、何より読んでくださり感想をくださる皆さんがいてくれたからこそ、なんとか完成することができました。本当にありがとうございます。

改めて自分で詠み返しましたが、出来栄えには全然納得しておりません(笑)

もっと良い表現があったと思いますし、文章もぎこちないし、今回ほど自分の文章能力や表現能力の低さを呪ったことはありません。
でも、これは当たり前のことで、やっぱり創作活動を生業にされている方々は日々相当な努力されています。
それこそ毎日毎日頭から血が出るくらい考えて、手が腱鞘炎になるくらい書きまくって、そうやって命を削って一つの作品を作っておられると思います。

何の努力もしていない僕なんかが納得できる作品を作れるはずがないのです。


出来栄えには多々思う事はありますが、それでも自分が伝えたかったことは書けたような気がします。

人生って思い通りにならない事があって、むしろその方が多いと思います。それこそ死にたいくらいに悩まれている方もいると思います。

結局は自分自身で何とかしなければいけない事がほとんどだと思います。ですがなかなか自分を奮い立たせるのは難しいことだと思います。落ち込んでいる時なんて特にそんな気起こりませんよね。

でもね、そんな時に自分の周りにいる人たちのことをちょっとだけでも考えて欲しいのです。

家族や恋人、友人や会社の仲間。
きっと自分を助けてくれる人って結構いると思うんですよね。
自分を取り巻く環境って自分が思っているよりも暖かいと思うんですよね。

綺麗事の精神論だと言われるかもしれませんが、気持ち一つで状況が一変することって僕はあると思います。
そしてその気持ちを変えてくれるのは自分の近くにいる人たちだったりすると思います。

こんなことがちょっとでも皆さんに伝わったのならすごく嬉しく思います。


長くなってしまいましたが、ゴールデンウィークも終わり今日からまた日常が始まりますね。

仕事や学校や家庭などなど、慌ただしい毎日だと思いますがお互い頑張りましょうね。


今回は本当に読んでいただきありがとうございました!


それではまた。

コッシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?