『はたらく』について考えてみた

先日、息子が通う放課後デイの懇談に奥さんと一緒に行ってきましたが、息子の可愛いエピソードで奥さんと先生たちがキャッキャッと盛り上がるのを穏やかな顔で見てましたが心の中でめちゃくちゃキャッキャッしていました。#分かるぅ~!とか言いたい

こんにちは、コッシーです。


さて、noteで『はたらくってなんだろう』というコンテストが今日までみたいですので、僭越ながら僕も考えてみました。#はたらくってなんだろう

今、働いている人のほとんどが【お金を稼ぐため】に働いていると思います。詰まるところそれは【生活をしていくため=生きていくため】に働いているのだと思います。

僕もその1人になります。働いてお給料をもらいそのお金でご飯を食べたり電気水道代を払ったりローストビーフを作ったりしているわけです。

そうなると【はたらく=生きていくため】と定義つけられますが、それはあまりにも当たり前の答えであり、とても退屈な答えです。

そんな当たり前で退屈な答えなんて地球人全員分かっていると思うし、愛知県屈指の統括責任者の僕がそんな単純でつまらない答えを言うわけがありませんので、【お金を稼ぐ】という事以外の意味を考えてみたいと思います。


突然ですが、皆さんの夢は何ですか?

夢というと大それた事になってしまうので、目標や願いと言い換えても良いかもしれません。

「自分の店を持ちたい」「独立して起業したい」「医者になりたい」などなど…人それぞれ様々な夢や目標があると思います。そしてその夢や目標を叶えるためにどのような努力をしていますか。

当然夢や目標は待ってても叶うものではありません。それを実現するためのプロセスが必ず存在します。どういうプロセスを踏むべきかをきちんと把握し、目標実現のためにその道を進んでいく必要があると思います。

はたらくこととは、夢や目標を叶えるためのプロセスの一つではないかと思います。


ここで僕の話をさせていただきます。

僕は今から約20年ほど前に働き始めました。その頃の僕は特に目標や夢はなくただ目の前の仕事をこなしていました。

とは言ってもそれなりに一生懸命働いていましたので、それなり評価され、自分自身もそれなりに満足していました。ただ仕事が好きかと聞かれたら、「うーん…」と首を傾げる自分がいました。

7年前、そんな僕に息子が出来ました。息子の存在は僕の人生観を変えるほどで、「自分はこの子のために生きよう」と思いました。

きっとその時に『息子を立派に育てる』という漠然とした目標が出来たと思います。

ほどなくして息子に知的障害があることが分かりました。

障害があろうがなかろうが息子は息子です。僕にとっては目に入れても痛くない程可愛い存在です。

息子を全力で守りますし、全身全霊で愛します。

でも、僕や奥さんが死んだ後は息子はどうなるのでしょうか。

おそらくどこかの施設に預けられてそこで一生を終えるのかもしれません。施設のスタッフは優しいだろうか、他の入居者にいじめられていないか、寂しい思いをしていないかなど、心配で死にきれません。

だから僕は僕が死んだ後でも息子が安心して生きていけるように自分で施設を作っちゃおうと思いました。

僕が今働いている会社が介護系の会社になります。その会社で障害福祉の事業に参入してそして息子が暮らせるような施設を作ろうと思っています。

僕が死の床につく時、施設スタッフに「息子をよろしく」と言い、そしてスタッフから「コッシーさんの息子さんは私たちに任せてください!」と言われ笑顔で死んでいく、それが僕の夢です。

当然そのためには反対する外野を抑え込めるほど偉くなる必要があります。また会社の規模をもっと大きくする必要がありますし、建物を建てるだけではなく、安心できるスタッフの育成や環境作りもする必要があります。

その一つ一つの課題をクリアーするために僕は働いています。

息子が出来る前の僕と比べると仕事の質が明らかに変わったと思います。


【はたらくこととは、夢や目標を叶えるためのプロセスの一つ】これが僕の見解です。

だから働く意味を考える前に夢や目標を持ってもらいたいなと思います。その実現のために仕事をすると本当に意識が変わると思いますし、夢に近づいていると実感すると仕事がめちゃくちゃ楽しくなります。

やっぱり楽しい方が良くないですか。


僕は愛する息子のため頑張っています。

あなたも夢の実現のために頑張ってください。応援しています。


それではまた。

コッシー

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