忍べない僕と忍ぶ奥さん
おだんごさんばかりに良いカッコさせないぞ！ってことで僕もしばらく毎日noteを書こうと思います。ヒマつぶしくらいになれば良いなと思っています。
こんにちは、ヒマつぶしnoteなら負けんぞと思っているコッシーです。
さて、僕ら夫婦はビックリするほど趣味趣向が合いません。
例えば、奥さんは洋楽が好きで特にジャズやR&B系の音楽を好みます。逆に僕は洋楽は全く聞かず邦楽が好きで特にロック系の音楽を好みます。
また僕はスポーツ全般が好きでTVなどでも中継を観たりしますが、奥さんは全く興味がなく自ら進んで観ることはありません。
さらに言うと奥さんはお酒が大好きでそしてかなりの酒豪です。僕はお酒は嫌いではありませんが結構弱かったりします。
そして性格も全然違います。
自分の意見や考えを主張する「ガンガンいこうぜ！」タイプの奥さんに対し、僕はみんなの意見を聞いて良い感じにまとめようとする「いのちをだいじに」タイプだったりします。
こんな正反対の僕らでも恋に落ちそして結婚するんだから人間って不思議な生き物ですね。
#でも逆にその方が上手くいったりするよね
ただ真逆なタイプの僕らですが、意外にもドラマや映画の趣味は同じだったりします。
ドラマで言えば「ブラッシュアップライフ」や「コンフィデンスマンJP」、そしてクドカン作品のドラマが二人とも好きです。
映画でも「ザ・ファブル」「ガリレオシリーズ」などを二人で観ました。
僕ら夫婦は一緒にハマったドラマを夕ご飯を食べながら観て、そしてその後二人で感想や考察などを言い合います。
ブラッシュアップライフの時は「僕がもし人生２週目だったらどうする？」とくだらない事を言ってみたり、「ザ・ファブル」の時には「あんたなら６秒でヤれると思う」と恐ろしい事を言われてみたりしています。
奥さんはどう思っているかは分かりませんが、僕はこのくだらない時間が本当に楽しくて大好きなんです。この時間を楽しむためにドラマや映画を観ていると言っても過言ではないかもしれません。
#よく考えたら６秒でヤれるってひどいね
そんな僕らが最近ハマっているのが「忍びの家」というドラマです。
歴史の節目に幾度となく存在してきた‟忍び”が今もなお、この日本社会で秘密裏に任務を請け負っていたとしたら‥‥。現代の日本を舞台に、過去のとある任務をきっかけに忍びであることを捨てた最後の忍び一家・俵家が、国家を揺るがす史上最大の危機と対峙していく。
監督：デイヴ・ボイル、瀧本智行、村尾嘉昭
原案：賀来賢人、村尾嘉昭、今井隆文
出演：賀来賢人、江口洋介、木村多江、高良健吾、蒔田彩珠、吉岡里帆、宮本信子、田口トモロヲ、柄本時生、嶋田久作、ピエール瀧、筒井真理子、番家天嵩
忍だということを隠して普通の生活をしている家族の物語なんですが、アクションシーンがとてもカッコいいし、ミステリー要素もあって本当に面白いんです。
ここ最近僕ら夫婦の話題はこの作品で持ち切りでした。
「お兄ちゃんがめちゃくちゃ怪しい！」とか「おばあちゃん絶対何か隠してるよね！」とか感想を言い合ったりしていたんですが、また僕がくだらない事を思いついてしまったんです。
「もし俺が実は忍びだったらどうする？」
自分で言うのもアレですが、本当にくだらなさ過ぎると思います。全国のちびっ子たちにこんな大人になるなよと声を大にして言ってやりたいです。
でもそんなくだらない事に対して奥さんがどんな反応するのか楽しみなんです。
「は？絶対にないわ。あんたが忍びならみんな忍びになれるわ」
身も蓋もないとはこのことで、忍びだったらどうするって聞いてるのに、みんなが忍びってそれはもう忍びじゃないよね。
「いやいや結構気配とか消すの得意だから良い忍びになれると思うんだよね」
僕はこう見えて奥さんの機嫌が悪いと察したらすぐに気配を消して空気と化すことが出来ます。主の気分次第で存在自体を消せるのが優秀な忍びだと思うんです。
「毎晩いびきかいて寝てるヤツが気配消すの得意とか笑わせるわ」
「え？いびき！？いやウソ言うなよ！いびきなんてかいてないわ！」
「いびきをかいてることに気付いてないだけでしょ。気配を消すとか言ってるけど、寝た瞬間存在がバレて命を消されるよね」
「ぐ、ぐう…」
人は本当に何も言い返せない時は逆にぐうの音が出ることに気づかされました。でもこのまま言われっぱなしで黙っているわけにはいきません！本物の忍びなら相手を言い負かすことができる話術も必要だと思うのです！
#本物の忍び ？
「自分だって気配消せてないじゃん！存在感出まくってるよ！オーラがすごいんだよ！」
もはや貶しているのか褒めているのかよく分からなくなっていますが、とにかく奥さんを言い負かせればそれで良いんです！
#良いのか
「あんたは知らないと思うけどさ、あんたのいびきを止めてるの私だよ」
「え…？」
「あんまりうるさかったから、『うるさい！」って言って肩を叩いたら止まったんだよね。その日以来いびきをかいた時は肩パンしてるよ。知らなかったでしょ」
まさか自分が夜な夜な肩パンされているとは全然知りませんでした。っていうかいびきって肩パンで止まることにビックリです。
「ほら、私気配消せてるでしょ。私の方が忍びじゃん」
「ぐ、ぐう…」
得意気に言う奥さんにぐうの音しか出ませんでした。
#ぐうぐう言うヤツ
悔しがる僕に奥さんがさらに追い打ちをかけてきました。
「たまに○○君（息子）も肩パンしてるよ。多分私がやってるのを見て覚えたんだろうね(笑)」
なんと！息子にも肩パンをやられていました！僕に気付かせることなく肩パンが出来るとはもしかして息子は忍びの末裔なのかもしれないなと思った僕でした。
というわけで、全く忍べていない僕ですが、主の言う事だけはしっかり聞くのでそういう意味では優秀な忍びと言って良いのかもしれません。
#良いのか
それではまた。
コッシー
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