尖ることの難しさ

昨日はランチェスター戦略について少し書きました。

ただ言葉でいうのは簡単ですが、やっぱり事業を「絞り込む」そして「尖がらせる」ことってとても勇気がいることです。

僕の場合は、宝石の卸売りから小売りに業態変化をさせるときに口にしていたのが、

「宝石のことならなんでもおっしゃってください!!」

当時はインターネットの黎明期でもあったので、極端の話、
「全国の人にいろんな宝石を売ることができたら・・」
って思ってました。

逆にそれってぼやけてしまってるんですよね・・。
その時はまったくわからなかったですが・・。

「宝石のリフォームの仕事で大阪・北摂地域でNo1になること」

こうやって絞り込むことで、初めて、お客様に得意分野を認知してもらい、お店選びの選択肢に乗せてもらえるチャンスがでるのかな・・って思います。

何かの著書でこんなことが書かれていました。
(ウル覚えですが・・・)

画像1

これなんだかわかりますよね・・砂時計の絵です。
真ん中で狭くなることが「事業を絞り込むこと」をイメージさせています。

でも、そのあとにはまた広がっていきます。
つまりは集客の入り口はより特化・専門家して絞り込み、得た顧客に対して色々な商売のアプローチをしていくことをイメージしています。

今の僕のお店もジュエリーリフォームに専門・特化して集客していますが、
その結果として信頼を得ることで、リフォームの話だけではなく、いろんな宝石の商売に広げることができています。

勇気をもって事業を「選択・集中」させることが結果として、安定したビジネスモデルに繋がると実感しています。

「何でもできます!!」より「◎◎が当社が得意です!」
と自信を持って言えることが一番大切でしょうね。

僕のお店も8年ほどたちますが、今自信を持っていうことができます。


「箕面のちいさな宝石屋はジュエリーのリフォーム・修理が得意です!!」と。

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