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『カルマティックあげるよ』KOSSE担当話

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同じMAYBECUCUMBERSのメンバーETSUとの共同制作エッセイ作品『カルマティックあげるよ』にて、自身が担当したお話をまとめてます。 エッセイについての紹介文はこちら。h… もっと読む
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#黒歴史

楽しい陶芸体験(カルマティックあげるよ ♯68)

高校3年生の頃、私はほぼ毎日自宅から40分ほど自転車を漕いで、とある絵画教室に通っていた。 …

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歯医者の異常な愛情 エピローグ(カルマティックあげるよ ♯31)

慣れ親しんだ地元を離れ、新しい土地に引っ越して新生活を送り始めた私。 無知な田舎者の分際…

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16の秋 (カルマティックあげるよ ♯15)

高校に入学した当時、ろくに絵心もない分際で絵描きの道を志そうとした私は晴れて美術部に入部…

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歯医者の異常な愛情 その4 (カルマティックあげるよ ♯11)

例の歯科医が待ち受ける医院に、再び足を運ぶ決心をした私。 重たい入り口のドアを押し開け、…

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歯医者の異常な愛情 その3(カルマティックあげるよ ♯10)

私は通行人でまあまあ賑わう、繁華街に建つ百貨店付近のベンチに腰を下ろしていた。 時刻はと…

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歯医者の異常な愛情 その2 (カルマティックあげるよ ♯9)

かかりつけの歯医者さんとお茶の約束をした私。 約束当日、のどかな日曜の昼下がり、バイクを…

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歯医者の異常な愛情 その1(カルマティックあげるよ ♯8)

社会で生きていると、数えきれないほど多くの人々との出会いがある。 親友になる人との出会い、恋人となる人との出会い、仕事上での重要なお客との出会い、自分の子供との出会い、孫との出会い。 人生という道は素敵な出会いで溢れている。 しかし、中には自分が望まない、恐ろしい思いをする出会いだって時にはある。 ―――――――――――――――――――――― それは北京オリンピック開催を数年後に控えたある年、雨と湿度に包まれた梅雨の時期のことだった。 当時私は大学を卒業して数ヶ月ばかり