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『カルマティックあげるよ』KOSSE担当話

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同じMAYBECUCUMBERSのメンバーETSUとの共同制作エッセイ作品『カルマティックあげるよ』にて、自身が担当したお話をまとめてます。 エッセイについての紹介文はこちら。h… もっと読む
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#小説

貧民街の神社(カルマティックあげるよ ♯162)

天候にも恵まれたある日、エツと二人で車を走らせながら、いくつもの神社を巡りお参りをしてい…

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ナイト・オブ・シンクロニシティ:後編(カルマティックあげるよ ♯150)

不思議な一夜の記録、後編。 前編はこちら 真夜中の田舎道を、僕ら3人を乗せたジムニーは進…

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秋田旅行記(2018.4)その2(カルマティックあげるよ ♯92)

2018年4月28日、14時頃。 温泉と酒造りで知られた土地、秋田県湯沢市。 湯沢駅から北東の方角…

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秋田旅行記(2018.4)その1(カルマティックあげるよ ♯83)

2018年4月28日、午前10時半頃。 岩手県の北上駅と、秋田県の横手駅とが、互いに端となって結…

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楽しい陶芸体験(カルマティックあげるよ ♯68)

高校3年生の頃、私はほぼ毎日自宅から40分ほど自転車を漕いで、とある絵画教室に通っていた。 …

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歯医者の異常な愛情 エピローグ(カルマティックあげるよ ♯31)

慣れ親しんだ地元を離れ、新しい土地に引っ越して新生活を送り始めた私。 無知な田舎者の分際…

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16の秋 (カルマティックあげるよ ♯15)

高校に入学した当時、ろくに絵心もない分際で絵描きの道を志そうとした私は晴れて美術部に入部した。 しかしそこは実質的に活動する部員が3学年合わせて10名も存在しない、男子校の弱小美術部だった。 部内の空気もゆるゆるで顧問も先輩も「下手でも自分の好きなもの描いたらええやん」といったおおらかな考えの持ち主だった。 そんないい加減なスタンスの部活でのらりくらりと過ごす私に襲いかかった試練が秋の美術展だった。 市内の高校の美術部に所属する学生がみな自身の作品を持ち寄り、市の公会堂を借

歯医者の異常な愛情 その4 (カルマティックあげるよ ♯11)

例の歯科医が待ち受ける医院に、再び足を運ぶ決心をした私。 重たい入り口のドアを押し開け、…

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歯医者の異常な愛情 その3(カルマティックあげるよ ♯10)

私は通行人でまあまあ賑わう、繁華街に建つ百貨店付近のベンチに腰を下ろしていた。 時刻はと…

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歯医者の異常な愛情 その2 (カルマティックあげるよ ♯9)

かかりつけの歯医者さんとお茶の約束をした私。 約束当日、のどかな日曜の昼下がり、バイクを…

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歯医者の異常な愛情 その1(カルマティックあげるよ ♯8)

社会で生きていると、数えきれないほど多くの人々との出会いがある。 親友になる人との出会い…

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