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『カルマティックあげるよ』KOSSE担当話

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同じMAYBECUCUMBERSのメンバーETSUとの共同制作エッセイ作品『カルマティックあげるよ』にて、自身が担当したお話をまとめてます。 エッセイについての紹介文はこちら。h…
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#ホラー

貧民街の神社(カルマティックあげるよ ♯162)

天候にも恵まれたある日、エツと二人で車を走らせながら、いくつもの神社を巡りお参りをしてい…

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ナイト・オブ・シンクロニシティ:後編(カルマティックあげるよ ♯150)

不思議な一夜の記録、後編。 前編はこちら 真夜中の田舎道を、僕ら3人を乗せたジムニーは進…

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ナイト・オブ・シンクロニシティ:前編(カルマティックあげるよ ♯148)

これから記すことは、僕とエツとトシが共に遭遇した、ある不思議な一夜についての記録である。…

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浅草花やしき(カルマティックあげるよ ♯124)

先日、テーマパーク『浅草花やしき』に遊びに行ってきました。前身である植物園や動物園だっ…

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歯医者の異常な愛情 エピローグ(カルマティックあげるよ ♯31)

慣れ親しんだ地元を離れ、新しい土地に引っ越して新生活を送り始めた私。 無知な田舎者の分際…

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歯医者の異常な愛情 その3(カルマティックあげるよ ♯10)

私は通行人でまあまあ賑わう、繁華街に建つ百貨店付近のベンチに腰を下ろしていた。 時刻はと…

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歯医者の異常な愛情 その2 (カルマティックあげるよ ♯9)

かかりつけの歯医者さんとお茶の約束をした私。 約束当日、のどかな日曜の昼下がり、バイクをふかせて待ち合わせ場所の店へと辿り着く。 昭和の時代からありそうな、古く懐かしい雰囲気が漂う洋食屋である。 今まで前を通ったことは幾度となくあるが、中に入ったことはない。 店の開拓も含めてお茶会が楽しみだ。 待ち合わせ時間の14時になった。 店の前でぼんやり待っていると、道の向こうから中年の男性が歩いて近づいてくるのが見えた。私の顔を見てにこっと笑う。 「コセさんどうもこんにちは。い

歯医者の異常な愛情 その1(カルマティックあげるよ ♯8)

社会で生きていると、数えきれないほど多くの人々との出会いがある。 親友になる人との出会い…

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