カナンキリ

3歳6歳9歳の3人の子育て中ワーママのイマココ。2020年に会社員から独立し、働き方が…

カナンキリ

3歳6歳9歳の3人の子育て中ワーママのイマココ。2020年に会社員から独立し、働き方が自由になったものの、自由過ぎて会社員時代より葛藤の毎日です。組織開発/人材開発/リーダーシップ開発/エンゲージメント/マネジメント/あたりの領域にいますが、最近、HRTech領域に突入中。

最近の記事

30年近く不仲だった母の記憶と自分の正当性と

ハッシュタグに「3人育児」をつけてるものの、ここ半年、全く育児感がなかったことに気付く。 末娘が3歳になってから、格段と育児が楽になりつつある。もちろん、長男の塾探しとか、次女の受験とか、色々騒がしい半年だったけど、どうにか、とうとう「抜けた」っぽい。 髪を振り乱し、身なりもそこそこに、病気や呼び出しに怯え、余裕のかけらもなかった日々から、いつ抜け出したのか? 末娘を産んだ3年ぶり3回目の乳児と3回目の産後うつに疲弊していた頃、長女の同級生のママ達が、ボサボサオーラから

    • 対話と傷口と相手の感情と

      さて。1週間前、いやもう少し前から、異様に対話をしたくて仕方がない。いても経ってもいられず、「対話」で調べて検索に引っかかった対話ワークショップに参加してみた。 やっぱり、対話は面白い。 正直、「これは何のための場だろう」と思った瞬間に、苦痛な場になるだろうその空間に対して、結局、人は何を求めてここにいるのだろうと色々と考えを巡らせてみる。 行きつく先は、「自分との対話」ではなかろうか。これをしたくて、私はここにいる。だから、本当はもっと心揺さぶられる衝撃も欲しかったり

      • どんな世界を作りたい?

        今日の状態 昨日ののりちゃんの体験に何か分かりかけている気がしてる。世界は自分が作っている。全ての影響は自分のエネルギーから。 私はどんな世界を作りたい? チームという枠にいれた人がドンドン増える、広がる。チームは根底で繋がっていて、私が受け入れることができる。 私が受け入れることができる人を、増やしたい。作りたい。理想は全部だけど、同じぐらいにまだ思えない。でも、私、主人公の物語なんだから、私の世界に登場する人は全部チームだよね。 みんな、私のために集まってくれた

        • ただ見た目に騙されているだけ

          昨日は、だいぶ居心地の良い空間に身を置いた。朝一からのウェビナーの最初5分の緊張感を除いては、基本、ずっと居心地が良かった。 更に昨日は久々出社に、夜は地域活動と、多数の人とのリアル接触を持つ日だったにも関わらず、一つもストレスなく過ごした。 ずっと、静かな湖畔を一日中眺めていたような、そんな日だった。 しかし、夜中に寝る間際、ふと不安に襲われる。 正体不明の不安。 私の悪い癖だ。幸せで、贅沢過ぎると不安になる。もっと何かやらなくてはならないのではないかと。 この

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          無表情な若者と、感情駄々洩れのおじさんと

          今日のかけら。 感情駄々洩れのおじさんから。 感情駄々洩れのおじさん。いつも不愛想。基本はムスッとしていて、たまに物凄い機嫌が良い時があるからそのギャップが激しい。ある分野においてはプロだしセンスがあるけど、それ以外については全く頑張る気がない。 仮にもこちらが客だけど、なぜかおじさんのほうが偉そう。 一方で、すごく素直な人だともいう。好き嫌いがはっきりしていて、媚びることを良しとしない。自分の好きなことをして生きていこうというポリシーで働いているから、関係性なんて無

          無表情な若者と、感情駄々洩れのおじさんと

          あってはならぬ人生

          父の四十九日法要。 献杯の挨拶で、分家のおじ様の言葉が何やら心に刻まれる。 「あってはならぬ人生だった」 多分3回は言ったと思う。 意味云々は置いておいて、何となく響きが気に入った。 「あってはならぬ」 なかなか使わないよね。「あってはならない」と言うよりずっと説得力があがる。そして、ある程度お年を召した方が発するから様になる。ちょんまげでなくてもよいけど、時代劇のような戦時中のような風景が見え始める。 「あってはならぬ」という言葉が似あう時代に生きた人だったん

          あってはならぬ人生

          「実は」で始まる自分史 その2

          これは、私と長い付き合いのある人だったら知っている話ではあるが、最近知り合った人にはめったに言わない(というかすっかり忘れていた)話。 実は、私は10年ほど前まで「赤面症」だった。社会不安障害とも言うらしい。それを自覚したのは中学生のころ。 中学校で図書副委員長だった私は、委員長代理で委員長会議に出たことがあった。そこで発言している私の様子をじっと見ていたある他の委員長の男の子が大きな声で「おい、おまえ、また赤くなってるぜ!」と冷やかしてきた。 今にして思えば、その子は

          「実は」で始まる自分史 その2

          バレンタインデー

          今日はバレンタインデーにて、朝から子供たちと手作りチョコケーキを作ってみる。とっても簡単炊飯器チョコケーキ。誰でもできる。 一方で、誰かに贈り物を考えてワクワクすることってもうないよなーとか思いながら、長女が習い事の先生夫妻にチョコを渡すんだと、うきうきしている姿に便乗して、バレンタインデーを楽しんでみた。 Can Doで購入したラッピンググッズに、ハートの型抜きをしたチョコケーキを2つずつ、そっと入れて、長女のお手製メッセージと共に、完成。長女の楽しみで仕方がないという

          バレンタインデー

          キレる6歳児。をやり過ごす育児スキルとは?

          最近、長女(6歳)の情緒が不安定だ。突然、キレだす。泣きわめく。 ちょっとした冗談なのに、「やめてー!!!」と怒り狂い号泣する。 元々感情の起伏の激しい彼女だが、2週間ぐらい前から振れ幅が大きい。 いつもは一日1~2回キレるぐらいだったのが、今日に限っては午前中だけで既に10回ぐらいキレている。感情をぶつけられるのが大の苦手な夫は、そそくさと隣の部屋に退散する。私は、3回目ぐらいまでは受け止めていたが、それ以降は、お手上げ。挙句の果てに「泣き止ませに来て!」と更に泣き叫ぶ

          キレる6歳児。をやり過ごす育児スキルとは?

          夜中の不思議体験

          いつものように子供を寝かしつけ、自分もウトウトし始めたとき、突然、夜中とは思えない高音がリビングから鳴り響いた。 「ピピピピ ピピピピ ピピピピ ピピピピ」 不快ともいえる音に、一気に目が覚めるものの、現実と夢の区別がまだつかずに、ほんの一時、考え込んだ。 (あー、キッチンタイマーだ。誰かがイタズラしたんだな・・・。これ、止めに行かないとなり続けるんだよね) ようやく、現実であることを受け入れ、重い腰を上げて誰もいないリビングに出ていった。子供たちは、完全に深い眠りの

          夜中の不思議体験

          「実は」で始まる自分史 その1

          身近な人たちに、「実は」で始まる自己紹介をするとき、10回に1回出すネタ。私の性格や印象からは程遠いので、自分と付き合いが長い人ほど「え!」と軽く驚いてもらえる。 20代の時。多分、23歳の時。あるミュージカル団体に所属していたことがある。所属したといっても、たった半年ぐらい。 入った理由も、その団体を選んだ理由も、何で辞めたのかも、その団体名すら、もはや覚えていないけれど、その団体に所属していた記憶は、人生の中でちょっとした刺激だったらしく、随分経った今でもふと思い出す

          「実は」で始まる自分史 その1

          久々のトキメキ

          最近、必要に駆られてwebディレクター講座の受講を始める。約4ヶ月間のオンライン講座。基本は自分で課題に向き合いテキストやGoogle先生などから知識を収集し、振り返り時やわからない事はアドバイザーが面談してくれる。 この課題、全12回中、最初の一週間で課題を二つ提出したら、すぐに合格をもらえた。 正直、かなり初歩的な課題で、誰でもクリアしやすいモノではあったが、この「合格」がかなり嬉しい。 「合格」って久しくもらってなかったかも。 更に、今までの経験や知識が全く通用

          久々のトキメキ

          また最初から

          2020年9月に独立した。2006年から勤めていた会社を辞め、個人事業主となった。コロナのまっただ中だった。それから5ヶ月。すっかり抜け殻のようになってしまっている。そして、これはまずいなーと毎日思っている。 2021年の年明け、毎年年始はエネルギーに満ち溢れていて、今年の抱負を決めてそれを確実に実行する自分。でも、今年は違った。全く欲がない。やりたいことがない。希望もエネルギーもない。むむむ。 毎日、何かしら話をするビジネスパートナーはいる。チームもある。でも、満たされ

          また最初から