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体に悪い家は嫌だ

Aさま:私たちが住まい購入を考え出したきっかけは子どもたちが喘息やアトピーの診断を受けたことでした。
それは新築のアパートを出て、古い官舎で生活を初めて一か月後のことでした。
当初は住まい購入の予定はなく、この官舎に5、6年は住むつもりで入居しましたが、子どもたちの体調のことを機に主人と住まい購入について考え始めました。
しかし、最初はこんなに早く進んでいくとは思っておらず、いくつかの会社を検討しながらゆっくりと進んでいくのだろうなというぼんやりとした気持ちでモデルハウスの見学に行っていました。
そして、その候補の一つとして、私が以前日経ビジネスの記事で見かけた会社のことも検討してみてはどうかと主人に提案しました。

staff:それが子育ての家だったのですね?
Aさま:はい。日経ビジネスで見かけたときは、まったく住まいを購入することは考えていなかったので、「あっ長崎の会社が載っている。へぇ~」くらいの感覚でした(笑)
そしていざ、住まい購入を検討し始めた頃にその記事のことを思い出しました。
主人は実家が大手ハウスメーカーで建てていることもあり、自分も大手ハウスメーカーで建てるつもりでいたようですが、「体に悪い家は嫌だ。」「子どもにとっていい家を建てたい。」という想いは共通していたので、子育ての家のことを候補の一つとして考えることに違和感はなかったようです。

staff:それでは、複数社を検討している中で、子育ての家に依頼しようと決断したのはどのタイミングだったのでしょうか?
Aさま:主人は、なんでもじっくり検討してから決断するタイプなので、本当に最後の最後まで比較検討を続けていました。
なので、本当に子育ての家でお願いしようと決意したのは、面談・体感後だったと思います。

当時、たまたま事務所と同じ団地(千代の幸)内に、見学可能な建売住宅があり、建物の中を見せて頂けたのですが、自然素材の気持ちよさや木の香り、その空間の気持ちよさを知り、もう他にはお願いできないなと感じたことが決定打となりました。
とは言っても、私としては、主人は色々調べているけど、きっと子育ての家にお願いすることになるだろうなと思っていましたけどね。笑

Staff:それは、どうしてでしょうか?
Aさま:私は主人とは対照的で、何かを決断する時に比較検討というものをほとんどやったことがありません。
なので、私にとっては住まいの購入を考え出す前に、家族が心身共に健康に暮らせることを重要視する子育ての家に出会ったこと、そしてその直後に官舎に引っ越し 1か月あまりで子どもたちが喘息やアトピーと診断されたことなど、このあまりによすぎるタイミングにこれはもう子育ての家にお願いする巡りあわせだなと内心思っていました。

staff:さきほど、子育ての家を体感したことが一番の決め手となったとおっしゃっていましたが、他のモデルハウスを見に行かれた際にここにしようと思えなかったのはなぜでしょうか?
Aさま:私たちが見学に行ったモデルハウスは広いですし、きれいですし、とても立派なものでした。

しかし、モデルハウスが立派すぎて、もし自分たちが同じものを購入しようとしたら、いったいいくらかかるのだろうとか、いざ自分たちが購入するとなるとグレードは下がり、思っていたものは手には入らないのだろうな、などという気持ちの方が大きかったです。
一方で、壁や床は何を使っているのかわからないという不安もあり、妥協をした上に実はシックハウスだったなどということになるのは絶対に嫌だなと感じました。

staff:奥様は間取りを見る際には、家事の手間を考えることが多く、今回の住まい購入に関しても家事がしやすい家がいいということでいたが、奥様からみて子育ての家から提案されたプランはどうでしたか?
Aさま:そうですね、家事に関してもそうですが基本的に私は効率的なのが好きで、無駄があるのが嫌なんですよね。
子どもが二人になってある程度の広さは必要だとは思いますが、あまりに広すぎると必要以上のスペースは無駄だと感じますし、掃除も大変そうだなと思うんです。
その点、子育ての家さんが提案してくださったプランは、すごくすっきりしていて無駄だと感じるスペースもなく、家事もしやすそうでとてもいいなと思いました。
その中でも特にデスクコーナーはいいなと思いました。
子どもたちが小学生になる頃には、一人一つ勉強机が必要だなと思いつつも、勉強机って一回買ったら使わなくなってからもそのままということが多いですよね。
実際私の実家にも私の勉強机が今でも置きっぱなしで、私としてはそれがあまり好きではないんですよね。
でも子育ての家のデスクコーナーがあれば、一人一つ勉強机を買う必要はないし、子どもたちだけではなく、家族みんなで使えるのですごくいいなと思いました。

staff:買うなら庭付き一戸建てがいいとご夫婦ともに思っていたとおっしゃっていましたが・・・。
Aさま:主人の実家には庭があり、子どものころに家庭菜園で芋掘りをしたのがすごく楽しかった記憶があるようで、自分も子どもたちと一緒に家庭菜園をしたいと思っているみたいです。
私は、芝がひいてある公園などで芝の上にゴロンと寝転がるととても気持ちがいいじゃないですか?だから我が家の庭で子どもたちが思う存分寝転がれたらいいなと思って。
あとはやはり、できれば毎日子どもたちを公園に連れていってあげたいですが、疲れて連れていってあげられないこともあるので、そんな時に子どもたちがいつでも外遊びできる場所があればいいなと思います。
まあ、間違いなく虫が来るとは思いますが、そこは我慢します!笑

実はAさまのご主人は転勤が多い職業のため、家を建てるとお子さんが将来大学生になり、家を出る時期とご主人の転勤が重なると家族が全員違う住まいで生活することになる可能性もあると言います。
それでも、住まい購入に踏み切れたのは、年齢とローン返済の期間を考えたことや、今、自分たちが望むものが手に入れられることがわかったこと、そしてなにより子どものことを考えた時に、決断することができたそうです。

私はAさまの話を聞き、人が決断するには、タイミングというのがすごく大切なのだと思いました。
住まい購入は、これからの家族の人生を左右するであろう大きな選択です。その選択を前に慎重になるのは当たり前のことだと思います。
しかし、その決断はいつでも・誰でもができる決断ではないのだと私は今回感じました。
Aさまの話を聞き「やろう」と思ったとき、「やれる」とわかったとき、その二つが重なった時こそが、決断できるチャンスを得た時なのだと思いました。
「現状維持」という選択はいつでもできますが、何かを変えようをする選択のチャンスは、人生の中でそう何度も訪れるものではないのかもしれません。

 

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