見出し画像

やりたいことがやれる暮らし

奥さま:以前は公営住宅に住んでいたのですが、子どもたちを「騒がないで」と怒ることがイヤになっていました。
部屋が9階だったので、簡単に外に遊びに行くこともできず、中古でもいいからという想いで、庭のある一戸建てを捜していました。
そんな時にインターネット広告に出ていた子育ての家を見つけました。
長崎にこんな会社があったんだと思い興味を持ちましたが、ちょうど私と子どもたちで実家に遊びに帰る前で、主人と顔を合わせて話すタイミングがなかったので、手紙を置いて家を出ました。笑

staff:ご主人はその手紙を見たとき、どう思われましたか?
ご主人:脅迫状のことですね!笑
正直、それまで新築という選択肢は全くありませんでした。(自分たちのコスト的にも)
でも、木の家や庭にはもともと憧れがあったので、妻からの手紙を見たとき、コスト的に可能であるのならいいんじゃないかなと思いましたよ。
奥さま:私も主人も庭がある木の家がいいなという漠然とした想いはあり、その辺の価値観はあっていたので、主人の返事を聞いてすぐに診断を申し込み、それからは早かった印象を持っています。

staff:それでは、子育ての家を見つける前までは、何を基準にマイホーム探しをしていたのでしょうか?
奥さま:場所ですね!当時住んでいた場所は、私が当時勤めていた職場からも近く、徒歩圏内にスーパーも病院もあってとにかく便利でした。
また、子ども達もすでに学校や幼稚園に通っていましたし、習い事もやっていたので、転校せずに済む範囲で新しい住まい(中古の一戸建て)を捜していました。
でも、子育ての家に頼むことになって場所(エリア)に関しては、一番最初に「さようなら」しました!笑

staff:住み慣れたエリアを中心(基準)に住まいを捜していたにも関わらず、違うエリアでという話が出たときに「やめようかな」という考えにはなりませんでしたか?
奥さま:それは、全く思いませんでした。
建物は同じでも、土地の値段によって総予算が変わってくるという話を聞いたので。
もし、私たちが80歳まで生きたとしても、子どもたちと過ごせる時間は、あと十数年しかないなと思うと、それなら木の家で、土に囲まれて生活する方が絶対いいなと思いました。

staff:それでは、子育ての家を選択して良かったなと思うのは、どういう時ですか?
ご主人:難しい質問ですね。笑
それは常に感じていますよ。やっぱり木っていうのは触っても、見ても気持ちがいいですし。
木の家と言っても子育ての家のように天井まで自然素材を使用している所はなかなかないと思います。
子どもたちが家の中と外を自由に行き来してのびのびと遊んでいる姿を見ると良かったなと感じます。
もう、我が家は家全体が遊具のようですよ。

という話をしている傍から、気がつけば末っ子の娘ちゃんは1人で庭に遊びに出ていました。笑

奥さま:やりたいことをやれるようになったことですかね。
長男は新聞紙を丸めた棒で、お友達とチャンバラごっこをしたり、夏には体の一部に的を付けて水鉄砲で的当てしたり、そうやって自分たちで考えて工夫した遊びをやれるっていうのは良いなと思います。
また、子どもたちだけではなく家族みんなで、野菜を育てたり、ウッドデッキの塗装の塗り替えをしたり、夏は外階段で実家から貰ってきた竹でそうめん流しをしたり、この間のスーパームーンの時は、「みんながいないな」と思っていたら、ウッドデッキに寝転がって主人と子どもたちで月を眺めていました。
そうやって色んなことが出来るようになったのは、本当に良かったなと思います。

お話を伺っていると、ご夫婦も、お子様達も本当にイキイキと生活されているのが伝わってきました。
ご主人がインタビューの途中で「この家に暮らすようになってから、家族全員明るくなった気がする」とおっしゃっていました。
奥さまが良かったと思う事にあげていたように「やりたいことをやれる」というのは、凄く幸せなことだと感じると共に、私は少し違和感を覚えました。
今の住環境で子どもたちはいつでも水鉄砲で思いっきり遊ぶことが出来ますか?
家族で、横になって星空を眺めることはできますか?
野菜の育て方、育ち方は知っていますか?
木の温もり、自然の有り難さを知っていますか?
これらのことは、高層ビルが立ち並び、コンクリートが普及する前には当たり前に出来ていたことなのではないでしょうか?

以前は子どもたちがやりたいと思う事をやれることは当たり前だったはずです。
しかし、現在では子どもたちのやりたいという気持ちは変わらないのに、知らず知らずのうちに、やれないことが増え、それがいつしか当たり前のことのようになっている気がします。
技術が進歩し、便利な物に恵まれる世の中になる一方で、当たり前に出来ていたこと、当たり前だと感じていたことが出来なくなってきている。

そんな時代だからこそ、自分や家族にとって生きる上で本当に必要なものは何なのかを、周りに流されるのではなく、自分で考え、判断し、選択することが必要なのではないかと私は思います。

※子育ての家の子育て優先住宅は、仕様や品質はワングレードです。
その為、総予算は、建物サイズ・土地の価格で調節します。
Aさまの場合は、土地にかけられる予算で購入可能な土地が希望エリアになかった為、エリアを変更することになりました。
決して「子育ての家では希望エリアに建てられない」という事ではございませんので、誤解のないようお願い致します。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?