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【家づくり奮闘記 in おきなわ⑤】ご先祖様からのバトン!(土地探し編)


「え!?沖縄ってこんなに高いの!?」
と、受話器の向こうで小川さんが驚いている様子。
地価を調べていたところ、
沖縄はめちゃんこ地価が高かったようなのです。
 
へへー、地価高いのすげぇーだろ〜
と、ついいつもの癖で
長崎県民にマウントとりたくなるのを我慢しつつ、
わが家の土地問題へ脳内スイッチを切り替えました。
 
どうも、
現在おきなわで家づくり奮闘中のN家妻でございます。
 

 
さて、今回は土地探しのお話。
 
型落ちスマホをすり切れるまで使うほどの
庶民ぶりのわが家にとって、
田舎の土地すらも手に届かない状況に困惑していました。
 
お先真っ暗になっていたそのとき、、
 
「おじぃの土地(田舎)に建てたらいいさ~」
 
祖父(90)が数ヶ月前にボソッと言っていたのを
ふと思い出しました。
生まれも育ちも都会育ちのわれわれにとって、
田舎暮らしはハードルが高いと思い
当時は見向きもしていませんでした。
(いまだに丸の内OLとか憧れちゃうN妻)
 
ですが、
以前の熱血!家づくり診断にて
人生の基礎工事を終えたわが家にとって
その土地に強くご縁を感じ始めたのです。あら不思議。
 
祖父に再度お願してみると快諾。
(神様、仏様、おじいさま。後光がまぶしいよ。)
おじいちゃん本当に感謝です。
 


相続、田舎移住への不安、古い土地ゆえの課題など
乗り越えるべき壁はありましたが、
着実に、ゆっくりと、ひとつづつとらえることで
トントンとクリアしていくことができました。
過去にいろんなケースを見てきた小川さんだからこそ
できるアドバイスがあったからだと思います。感謝。
 
こんな感じで、
テクマクマヤコンの魔法にかかったかのように
輝き出した古い一族の土地。
(そうか、小川さんはアッコちゃんだったのか。)
 


土地のご縁におもしろさを感じたわれわれは
役場でルーツをさかのぼれるまでさかのぼってもらうことに。
120年前に生まれたご先祖さまの情報が記された
古い手書きの戸籍謄本を目にしたとき、
 
一気に血がめぐり始めると言いますか、
自分の命が小さな点に見えてくるような
息子(2)の存在が恒星のごとく輝いて見えてきました。
 
あー、この土地を大切に育んで次世代につなぎたい、
 
(血縁にとらわれず)未来の若い人たちに、
わが家が育んだぬくもりある土地のバトンをつなぎたい、
 
そう思えるようなご先祖さまからの贈りものでした。
 

 
「家づくり診断」というパイルドライバーで
地中深くまで杭を打ってくれた小川さんや、
 
土地に関していろいろと動いてくれた
祖父や母の協力に本当に感謝します。
 
ラミパス ラミパス ルルルルル~
(何その言葉?そんな次世代のあなたに「子育ての家」のバトンを渡したい。切実に。)


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